先日腰痛が酷くなったので小樽の中心部にあるマッサージ店に行きました。
マッサージ店に行くのは初めてなのですが、ここの掲示板をよく見ていたので、心のどこかに変な期待を持っ
ていました。
受付で症状、住所等を紙に書き、受付の前に置いてあるソファーに腰掛けました。
5分程待つと診療室から私を呼ぶ声がしました。その声が男性だったので私の心臓はドクッドクッと大きな音
をたて始めました。
いやらしい事をされるわけじゃないのに可笑しいですよね。
診療室に入ると50代?くらいのちょっと太り気味の先生が立っていて「ここに腰掛けて」と1番手前のベッド
を指でさされ、私は「はい」とかすれたような上ずったような声で返事をして、ベッドに浅く腰掛けました。
先生はさっき私が書いたカルテをみながら「21歳か。
腰痛かい?じゃあ生理痛なんかもあるのかい?」と言いながら私の腰を掴んでギュッギュと押してきました。
私はいきなり触られた事にビックリして先生の顔を見ると先生はニコッと笑って「どうしたの?」と言われ、
私は「いえ…」といって俯きました。
それから2、3受け答えをしてベッドに俯せになるように指示されました。私が俯せになっているあいだに先生
はカーテンをしめていました。
薄い毛布のようなモノを身体にかけられて優しく掛けてもらってマッサージ開始です。カーテンに仕切られ
た薄暗い空間で俯せに寝かされて…その上に知らない男性が乗って身体を触っている…この状況が凄くいやら
しく思えて顔が真っ赤になってしまいました。
その後普通にマッサージされ「横向きになって」と言われ、横向きになったら、肩に手を置かれお尻に親指を
付けてグイグイと力いっぱい押してきました。私はふいに「あっ」と声を出してしまうと先生は「痛いかい?
我慢してね」といいながら何度も何度もお尻を刺激して…私は恥ずかしくてずっと顔を背けていました。5分も
しない内に反対のお尻も指圧されマッサージが終わりました。
先生にお礼を言う時もまともに顔をみる事が出来ませんでした。先生は笑って「だんだん慣れるから…またお
いで」と私の肩に手を置いて言いました。
お金を払って外に出ると雪がフワフワと降りだして真っ赤な顔を冷やしながら(路面凍結してるので)転ばない
ようにゆっくり家へ帰りました。