かつてナンネットに『ゴミは宝』というサイトが存在していました。
サイトのキャッチコピーは「汚物入れの中には女性のお宝が一杯!まさにゴミは宝だ!」。
そう、トイレに残された “
汚物” に焦点を当てたナンネットの中でも屈指のマニアックさが売りのサイトでした(笑)。
現在は『
フェチとマニアの楽園』に統合され、「
ゲッツ体験告白」「
汚物マニア」など掲示板だけが残っています。そのほか関連掲示板としては「
下着を置く女」などがあります。
ちなみに、近年汚物入れについては「使用済み生理用品」=「汚物」という表現に嫌悪感を抱く女性の声が大きくなり、「サニタリーボックス」という呼び方が一般化してきました。
違う意味(?)で「使用済み生理用品は汚物じゃない!」と憤る男性もいらっしゃるようですが…、
- 生理ナプキンなどは汚物ではない!女性の体内から分泌されたもっと神聖なものである。 (男)
- 汚物とは失礼な正常な女性なら誰しも分泌(正解者には剥離ですが)するだけのものなのに汚いもなにも感じないですよ (男)
このコラムでは便宜上 “汚物” という表現を用いております。何卒ご了承ください。
汚物って何?
汚物にはどんなものがあるのかというと、使用済みのナプキンやタンポン、オリモノシート(オリシー)などの女性用生理用品、クロッチが汚れたパンツ、尿漏れパッドなどですね。
これらの汚物に興奮するアブノーマルな性癖の持ち主のことを「ミソフィリア(Mysophilia・汚損愛好症)」といいます。
- 汚物好き 臭いおりものシート、特にマンカスやウンスジが付いたものに興奮します。 (男)
- 綺麗な女性から分泌されたものがついていると思うと興奮する (男)
ミソフィリアが好むアイテムは、ほかにも汚れて臭いのきつい靴下や汗が染みこんだ衣服など人が身にまとった汚れ物全般も含まれます。最近だと使用済みマスクなんかもミソフィリアにとってはたまらないアイテムでしょう。
なお、汚物というと、糞尿や吐瀉物なんかもそれに当たりますが、それらに対する性的嗜好はミソフィリアとはまた違うものに分類されるので、このコラムでは扱いません。
汚物マニアの男性はどのくらいいる?
男性に「使用済ナプキンなどの汚物に興奮しますか?」と伺ったところ、以下のような結果に。
大多数が「興奮しない」というマニアックさを物語る結果となりましたが、それでも5人に1人ほどの男性が興奮を覚えると回答しているわけです。
この結果をあなたは多いと思いますか? 少ないと思いますか?
- デリヘルで働いていたとき、使用済みおりものシートを集めている男性がいて、変わった趣味だなと思いました笑 (女)
- つい、コンビニや公園のトイレでゴミ箱に目が行ってしまう。何かないかと期待してしまう (男)
- 会社の女性事務員が1人しかいない為、生理になると給湯室のゴミ箱に汚物を捨てていて、トイレに行き帰りにゴミ箱を開けてガサっと捨てる音がすると無性に興奮する (男)
- 以前勤めていた清掃業の会社でホテルのフロアリーダーをしていた。今となっては、コロナ禍で少し警戒するべきかもしれないが、働いていた当時は何の問題もなかった。客室清掃のフロアリーダーということもあり、清掃員より先に客室に入ることが出来、当然合法的にサニタリーボックスも漁れるので、当時はお世話になっていた。生理で汚れてしまった下着等もたまに拝めるが、清掃先のホテルの客室にはその他にも下着、服、靴や大人のおもちゃ、使用済みコンドーム等も捨ててある事がある。客室乗務員やバスガイドの部屋にはストッキングが捨ててある事が多く、入れば一発でわかる。話がそれましたが、ナプキンやおりものシートを合法的に漁る事の出来る清掃業は天職でした。 (男)
汚物は極上のオナネタ!
トイレでの汚物入れ漁りが趣味という汚物マニアの男たち。彼らはその汚物を手にし、どうするのか。
ニオイを嗅いだり、舐めて味を確かめたり、どんな女性が捨てていったのかを妄想しながらオナニーに勤しむのです。フィニッシュはもちろん汚物にぶっかけ!
- 使用済みナプキンを開いてちんぽに巻き付けてオナる。 (男)
- 僕はコンビニのトイレの汚物入れにあるナプキンを持ち帰って家で匂いを嗅ぎながらオナニーするのが最高に興奮します。それも直前に入った女性のまた少し温かいナプキンはその場でパンツの中に装着したりします。 (男)
- 女子トイレに忍び込み、サニタリーボックスから使用済みナプキンを取り出し持って帰りました。職場には女子が一人だけなので、誰のものかは決まっています。広げるとまだきれいな経血がついており、匂いを堪能したあと、精子をぶっかけました。最高の思い出です。 (男)
- 汚物にぶっかけると擬似的に犯した気分を味わえる (男)
- 若かった頃に一人暮らしの家へ夜女性が急遽遊びに来てくれて、でも酔っ払っててすぐに寝ちゃって。朝起きてその子がトイレから出てきた時にナプキンを取り替えたようで、でも男しか滅多に来ない部屋だから生理用品を捨てるゴミ箱なんてトイレになく「捨てておいて。」って手渡しされまにた。その後その子は帰って、すごくキレイな子で当時恋してたのですが、興奮してしまい捨てられずにナプキンを開けてしまいました。一本細い陰毛が付いてたり、匂いも甘酸っぱく、見ちゃうで匂いを嗅いだり舐めたりしてオナニーしたことがあります。 (男)
- 会社の可愛い子が生理5日目と知り男女共同トイレにその子が入った数分後入って彼女が取り替えた使用済みナプキンを見たら殆ど血の付いてなく、まだ温かいナプキンの匂いを嗅いだ。唾液とほんのりチーズの混ざってけして不快ではない臭さに興奮して自宅に持ち帰り匂いが消えるまでオナニーした。あんな可愛い子のおまんこも臭いんだと思い自宅でその子の名前を呼びながら「アキちゃんもおまんこ臭いんだね」って小声で言いながら大量の精子をビューッビューッと5回くらいそのまま飛ばした。今、これを書きながら思い出してアソコが硬くなってます。少し臭いおまんこ大好きです。 (男)
汚物の魅力!
汚物マニアにとって汚物の魅力とは一体なんなのでしょうか。
寄せられた回答を元にその魅力に迫ってみましょう。
○独特のニオイが至高!
汚物はまさにニオイの宝庫。
女性器のニオイ、経血のニオイ、オリモノのニオイ、尿のニオイ、便のニオイ、そして汗のニオイ。
それぞれ強烈な個性をもったニオイどうしが混ざりあい、何とも言えないツーンとくる特有のニオイとなる。それが好きな人にとってはたまらない。
- ドロドロに汚れた生理用ナプキンって最高にいやらしい匂いがして大好き。 (男)
- キャバクラに行ったら必ず汚物入れをチェックして、物があればその場で匂いを嗅いだりチ◯コに巻きつけてシゴいている。誰のかわからないのに何故か興奮してしまいます。 (男)
- 後輩の使用済ナプやオリシでオナしていました。誰も知らないところや香りを知れて興奮します。オリシの香りだけでも興奮してしまいます。 (男)
- いつもよく行くコンビニの気になる30代半ばの生理周期が大体わかっているので生理中の経血を拭くんだナプキン拝借してます。香が堪りませんね。 (男)
- 私は匂いフェチで使用済みのパンティーをよく購入します。ある女性からパンティーを購入する為に3~4日間はくように依頼していたのですが、2日目に生理になってしまいました。その時はそのまま送って頂き生理の匂いを楽しみました。 (男)
○舐めれて味わえる!
愛撫できる点も魅力の一つ。
汚物は当然女性の性器やアナルが直に付着していたものなわけです。そこには尿や経血、オリモノ、ウンスジが付いていて、汗や愛液なんかもついている。
それを舐めるということは、間接的にであれ、女性器やアナルを愛撫しているのと同じなのではないだろうか!? これはもう「擬似クンニ」といってもいいのでは?(笑)。
- 興奮するのは、経血、レバーを味わうこと。 (男)
- 特定した人の温かいナプキンをゲットした時はナプキンの血の付着状態をチェックして、オマンコの型を想像してナプキンの血の跡に沿ってクンニしながらのオナニーします。 (男)
- 舐めると意外と美味しい (男)
- オリモノシートに沢山汁が付いていた時は、臭いを嗅いだり舐めたりしたがら、パートナーにフェラさせたりマンコ犯したりします。 (男)
- 高校生のころ、彼女が家に遊びに来てトイレに行きました。彼女がバッグをもってトイレに行ったので、あれ?と思い後からトイレに。汚物入れのふたを開けるとトイレットペーパーに包まれたナプキンが。匂いをかむと生臭い血の匂い。ナプキンの真ん中は割れ目の筋がついているし、ほんのりと温かさも…。思わず口をつけ、チューチューと吸い込んでしまいました。彼女が帰ってからもう一度ナプキンを取り出し、オナニーしました。 (男)
○女性の秘密に触れた悦び、征服感や背徳感など
女性にとって、使用済の生理用品などは人に見せるものではないし、あまり見せたくない・見られたくないもの。
それを手に入れ開いて覗くという行為は、女性の秘密を覗いていることと同義。
誰も知らない彼女の秘密を自分だけが知っている、この手に掌握しているという優越感や征服感、そしてやってはいけないことをしてるという背徳感も感じられるアイテムなのだ。
- 女性の秘密に触れている感がたまらない (男)
- 見てはいけないものを見てしまったってところに興奮する。中学生の時にスカートの中を覗いて生理で汚れたパンツを見て興奮したのを憶えている。 (男)
汚物漁りには病気感染のリスクも
汚物入れは沢山の人が使いますし、ボックス内は蒸れやすくなっており、雑菌が繁殖しやすい条件が揃っています。
そして、捨てられた汚物には経血が付着していますし、オリモノは膣内の細菌が付着している場合もあります。
可能性としては低いようですが舐めるなどすることで性病がうつるリスクもゼロではないよう。
汚物マニアの方は、そういうリスクもあるということは認識しておいた方がいいでしょう。
また、たとえ廃棄されていたものだとしても、持ち帰るなどすると場合によっては窃盗になる可能性もあります。
今回は汚物好きな男性とその魅力について取り上げました。
ミソフィリアは一般の人からはなかなか理解されづらい性癖かもしれません。「キモイ」と嫌悪感を示す女性がいるのも納得できますし、アンケートでもそういう声が届いていました。
世の中にはいろんなフェチシズムが存在していて、そのフェチの一つとして汚物が好きな人もいるんだ、汚物って一部の人にとっては魅力あるアイテムなんだと、そう捉えていただけるとよろしいのではないかと思います。
- 生理でエッチできない時はナプキンくれるくらい寛大な彼女は最高だと思います! (男)
ただMな汚物マニアにとっては、女性から罵られることもキモチイイことなのかもしれませんけどね…(笑)。