マサトさん、レスありがとうございます。
入ってはいけない所に入るドキドキ感が伝わってきて、読んでて凄く萌えました。実は私も経験あるんです…ここでは書けないので、後でメールでも…
その後ですが、私とエミは中3になって同じクラスになりました。エミは相変わらずのヤンキーぶり。
当時、授業の項目で、男女別の選択授業がありました。女子は家庭科。その授業で女子はケーキを作る実習があり、作ったケーキを好きな男子にあげる…と言う風習がありました。男子から見れば、誰から貰えるんだろう…と言うドキドキ物のイベントです。
授業が終わり、ある女子が…
「下駄箱で待ってる子がいるよ。ユキトを呼んで来て欲しいって…」
おぉー!ついに俺にもケーキ貰える時が来たか!と、下駄箱にドキドキしながら行くとエミがいました。
「何だよぅ~エミかよぅ~(笑)」
「あたしで悪かったな!ほれっ…ケーキ作ったから食べてくれよな…」
「そんな事ないよ…ありがとう。嬉しいよ…後で食べるから…」
家に帰るとエミが待っていました…
「ケーキ食ったか?」
「まだ食べてないよ…部屋に入れよ」
私の部屋でエミの作ったケーキを食べました。
「美味い!エミ…やるじゃん!」
エミは嬉しそうな顔をした。
「でも、他にあげる人いなかったのか?ヤンキー友達とか…」
「あたし…ユキトが好きだ!」
突然の告白でした。初めての事なので、リアクションに困りました…するとエミが…
「あたし…引っ越しで転校する事になったから、気持ちだけでも伝えようと思ってよ…」
「転校!?引っ越し!?」
突然の事でショックでした。悲しそうなエミ。エミとは恋愛対象として見てなかったが、悲しそうなエミを見てたら愛しい気持ちになり、抱き締めてキスしてしまいました。
「ありがとう…」
中3の私には、これ以上の言葉が出てきませんでした。
泣きじゃくるエミ…抱き締めてあげる事しか出来ませんでした…
そして、エミの引っ越しの日。エミは私に…
「あたし…転校したらヤンキー辞めるよ…高校入ったらユキトみたいに部活に入るよ…ユキトも高校でバスケ続けるんだろ?」
「うん…そのつもり。エミ…元気でな…」
と、キスしました。
すると、エミから箱をもらい…
「もう、あたしには必要ないから…」
「開けていいか?」
箱を開けると、ブルマが入っていました(笑)
「あたしの使用済みでシコシコしてくれよな!」
と言って引っ越して行きました。
エミからすれば、私の事を忘れないで欲しい…と言う意思表示だったと思います。最後までエミらしや…と思って、親に
「エミは何処に引っ越したの?」
と聞くと…
「遠くないよ…ここから車で1時間掛からない所だよ」
近くじゃん!(笑)エミの野郎…(笑)
でも、エミがいなくなって、寂しい気分になりました。
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