翌日の朝、携帯の呼び出し音で目が覚めた。
「おはようございます。遥です。まだ寝てましたか?」
「あっ、おはようございます。すみません!今何時ですか?」
「起こしてしまってすみません!今は9時半過ぎです。」
「もうそんな時期ですか。ってか、どうしました?」
「いや、久志さん朝ご飯まだじゃないかと思って…もしよければ朝ご飯ご一緒にいかがですか?」
まだ完全に働いてない思考回路をフル稼働させてもちろんひとつ返事でOK。
「もう少ししたらできますから、また電話しますね!」
朝勃ちの治らないテントを張ったスエットをチノパンに履き替えTシャツに着替えて電話を待ちました。
「出来ましたよ!来れますか?」遥さんから優しい声でのお誘い…。
「お邪魔します。おはようございます」
「おはようございます。どうぞお上がりください。」
キッチンに立つ遥さんの後姿を見てドッキリ!
薄いピンクのノースリーブのワンピースで、清楚な女性って感じでした。
リビングには70センチ角位の座卓がありそこでトースト・ハムエッグ・コーヒーをご馳走になりました。
「ご馳走さま。美味しかったです!」
「まだ完全に歩けなくて簡単なものしか出来なくてごめんなさい!」と健気に…。
「あっそうだ。夕べから冷蔵庫で冷やしておいた湿布を持って来たから取り替えましょうか?」
「わあ、ありがとうございます。ドラッグストアに買いに行こうと思ってたとこなんです」
「ちょっと足を見せてください。」
「やっぱりまだ腫れが引いてないね!」と
足首をオレの膝の上に乗せて湿布を張り替えてあげました。
もちろん、白い下着の存在を見逃がす事なく!
「遥さん、このマンションは長いの?」
「まだ1年位です」
「そうなんだ。オレはまだ2ヶ月だから、まだこの辺りの地理が良く解らなくて…」
「久志さんはお一人?」
「えっ?」
「いや、単身赴任とかなのかなと思って…」
「残念ながら独り身ですよ」
「遥さんはそんなに綺麗だからもちろん彼氏とか居るんでしょ?」
「彼氏居たら休みの前の日に女同士で飲みには行かないでしょ?」
ちょっと可愛く頬を膨らましてオレを見た。
「え~?マジで?そんなに綺麗で清楚な遥さんを周りの男は今までほっといたの?」
無意識に声のトーンが上がってしまった!
「そんな大袈裟に言わないでください!恥ずかしいです。」
「いやいや、マジでそう思います。今日から遥さんのシモベにして貰おうかな?」冗談ぽく言うと…
「実は、学生時代に付き合ってた人が短気な人て
それが原因で男の人が恐くなって…でも夕べ、初対面の久志さんに親切にして貰って少し変わって来たような…」
遥さんはオレの目をじっと見つめて話してくれた。
心の中で【ガッツポーズ】をしたのはもちろん!
「相手が遥さんだったからだよ」
なんて、自分のセリフに酔いしれてました。
暫く沈黙が続き、なんか雰囲気が盛り上がって来たと思ったら
「コーヒーのおかわりいかがですか?」と遥さんが立ちあがろうとした瞬間…
右足に力を入れたものだからよろけてしまい
オレの股間に頭がスッポリ!
股間を眺める形での膝枕状態!!
「わぁ」
「いやだ、ごめんなさい!恥ずかしい!足痛い!」
自分の足首を掴んで痛さを堪えている遥さん。
でも頭はまだ股間にあるまま…
「大丈夫?急に動くから…。ちょっとじっとして!」
遥さんの髪をゆっくり撫でながら…妄想!!
どれくらい経ったのか…
オレと遥さんの指は【恋人繋ぎ】になってた。
続きは後ほど…
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