リビングで彰くんとビールを飲みながら談笑していると、遥がお風呂から出て来た。
タオルで髪を乾かしながら、
「私にも一杯ちょうだい(^。^)」
「お姉ちゃん…お酒飲めるようになったんだね!」
「うん!仕事柄ストレス多いからね…。たまに仕事仲間と飲みに行ったりするんだよ! 」
「ふ~ん!看護の仕事も大変なんだね…」
「うん!久志さん、もうひと口ちょうだい(^。^)」
部屋に戻って髪を解く遥に…
「そう言えば、お母さんって何才だっけ?」
「46才だよ!どうしたの急に…?」
「いや…若いよね~っ、脚も細いし綺麗だし…」
「久志さん、何を考えてるの?|( ̄3 ̄)|」
「いや、お父さんが亡くなってから大変だったんだろうなって…」
「うん!最初の頃は何も手に付かなかったみたいで…(≧∀≦) でも、ここ最近はめっきり明るくなって!彼氏なんか作れるようなお母さんじゃないのに…」
「? どういう事?」
「あのね!彰を溺愛してるから…」
「ふ~ん!仲良くていいじゃん(^^;;」
「隣の部屋って彰くんの部屋だよね?」
「うん!そうだけど…?」
「じゃ、今夜はガマンする?」
「もう…(≧∀≦)!私は大丈夫だけど…久志さんはガマンできる?」
「うん!何とか(^^;; お昼から2回出したし(^。^)」
「そうだね!じゃ今夜はおとなしく寝ようか(^^;;?」
「うん!ちょっとトイレに行って来るよ」
「うん!場所わかる?お風呂の横だよ!」
「大丈夫!一緒に来たい?」
「バカ(≧∀≦)!」
「久志さん…今日はありがとう!(^。^)」
「ううん!お母さんも彰くんも喜んでくれてた?」
「うん!いい人だねって(^。^)」
「そうか…よかった!」
「うん!おやすみ(^。^)」
遥はオレに優しくキスしてくれました。
「久志さん!もう7時だよ。そろそろ起きよう!」おはようのキスをして来た遥が言った。
「おはよう!お酒のせいかな…ぐっすり眠れたよ!(^^;;」
「そう?よかった。今日はまた帰らなきゃね(≧∀≦)」
「下の降りてごはん食べよう」
「うん!お母さんと彰くんは?」
「彰はまだ寝てる。お母さんは下に居るよ!」
「お母さん!おはようございます。」
「あっ、おはようございます。ゆっくり寝れましたか?」
「はい、ありがとうございました」
「よかったわ!さあ、召し上がれ…」
「はい!遠慮なくいただきます」
「遥、今日は何時頃出るの?」
「うん!早めに出る予定だよ。夕方、クルマが渋滞するから!」
「そうなのね!気をつけて帰ってね!」
「ちょっと、彰を起こして来るから待ってて!」
「私も荷物、まとめて来るから、久志さんはコーヒー飲んでて(^^;;」
「久志さん、セーラー服持って来たよ(^。^) それにゴミ箱の中身も…ゴム入ってたし(^^;;」
「うん!そうだったね。ありがとう(^。^)」
「あっ!お姉ちゃん もう帰るの?」
「うん!また明日から仕事だから…」
「彰くん、また遊びにおいでね!お母さんも一緒に!」
「はい!ありがとうございます」
「じゃ、遥…そろそろ行こうか?」
「うん!じゃ、お母さん 彰 またね!」
「遥!カラダに気をつけてね!山田さん、ちょっといかしら?
「はい?」
「あのね!遥は主人がとても可愛がった子供なの!(^^;;」
「主人の忘れ形見なの(≧∀≦) 山田さん!遥のことをくれぐれもよろしくお願いします。(≧∀≦)」
「お母さん!昨日の香織さんにも言われてます。私も中途半端な気持ちでは来てませんので…」
「お姉ちゃん 山田さん さよなら!」
「彰くん!お母さんの事よろしくね!」
お母さんと彰くんに見送られ、朝もやの残る湖の街を後にしました。
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