それから、もう一室の方も片付け、帰りにナースステーションへ寄り、都合の良い日時を打ち合わせし帰ろうとすると、E子が呼び止めた。
E子『万ちゃん!』
私『んっ?どうした?』
E子『今日、夜勤になってん…』
私『へっ?何で?』
E子『〇〇さんの子供さんが熱を出して帰りたいからって、変わってあげんとアカンねん…』
私『さよか。それはしゃあないな』
E子『ゴメンね…』
私『エエよ』
E子『ご飯どうする?』
私『適当に済ますわ』
E子『ゴメンね』
私『エエって(笑)仕事やしな』
E子『うん…』
私『ほなな』
E子『うん、バイバイ』
ちょっと淋しそうな顔をし、手を振るE子と別れた。
(さて、どうするか…)
工具を車に積みながら考えていると
M子『万さん』
今度はM子。
私『ん?次から次と(笑)』
M子『E子ちゃん、夜勤になったんやろ?』
私『みたいやな』
M子『うちに来る?どうせ、ご飯も食べないとダメでしょ?』
私『そやなぁ…。そうするかな』
M子『じゃあ、待ってる。泊まるでしょ?』
私『帰ってエエなら、帰るけど?(笑)』
M子『もう!意地悪なんだから(笑)』
とりあえず、夕食とセックスは確保できた。
それから、会社に戻り、仕事を処理、退社後、M子の家へと向かった。
M子『お帰り』
私『ただいま』
着替えを済ませたM子が笑顔で迎えてくれた。
ふと見ると、見慣れない靴がある。
私『誰か居るんか?』
T美『こんばんわ』
中に入ると、T美が居た。
私『おやおや』
T美『お疲れ様です』
私『どういう事かしら?』
事情が飲み込めない。
M子『大丈夫よ。T美ちゃん、知ってるから(笑)』
私『へっ?』
T美『M子さんから、聞いてます(笑)』
私『おいおい…』
聞けば、カラオケの日以来、ちょくちょくM子の部屋に泊まりに来て、M子にいろいろ相談してる内に、M子が全てを打ち明けていたらしい。
私『M子、大丈夫なんか?』
キッチンに立つM子に、T美に聞こえないように聞いた。
M子『だって、万さんが来る日に断りにくいじゃない?T美ちゃんなら、信用できると思って話たの』
私『まぁ、エエけど…』
翌日は、日曜日で、3人共に休みという事で、呑む事に。
時間が経つにつれ、酔いが回り、M子は、フェロモン満開エロ全開、T美は、笑い上戸らしく、ケラケラ笑いながら、私とM子のやり取りを見ていた。
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