接近
それから、暫くして病院から、少し手直しをして欲しいとの連絡が。
この件は、前もって、E子とM子が聞いていた。
二人のいるナースステーション内と、2病室で手直しの連絡があると。
内容も聞いていたので、すぐに対応できたのだが、会社や病院の手前、とりあえず、一度話しを聞く事に。
事務長に案内され、それぞれの内容説明を受けた。
一通り聞いてから、一人、採寸や材料の確認に回った。
ナースステーションでは、文句をいう人も居たが、比較的歓迎ムード。
迷惑を掛けたのこちらのミスなのだが…。
そして、病室は、2室共に個室で、幸い空室。
窓とブラインドの開閉不具合程度なので、すぐに対応しようと、工具を持ち戻ると、偶然、T美と出くわした。
私『おっ!T美!』
T美『あっ!万さん!久しぶりですね(笑)』
私『カラオケ以来やな。元気か?』
T美『はい!元気ですよ!』
私『何してんの?』
T美『あぁ、今夜から、こちらに患者さんが入られるので、準備です』
私『今日?聞いてないし!事務長もエエ加減やなぁ…』
T美『(笑)』
私『チャッと済ますわ。邪魔してゴメンな』
T美『いえいえ』
T美が準備をしている横で作業を始めた。
作業をしつつ、T美を観察してみると、やはり、可愛い顔、身長は低く、ムチムチしてはいるが、決してデブではなく、寧ろスタイルは良かった。
正に、どストライクなタイプ。
先日の話から、恐らくは、処女。
ん~っ…
仕込みたい衝動にかられた。
が、E子、M子の手前、此方からはモーションをかけられない辛さ。
そんな事を考えながら、作業をこなし、終了。
片付けをして、何気なくT美を見ると、目が合った。
慌てて反らすT美。
んっ?
さして気にも留めず
私『終わったから、次行くな。T美ちゃんは?』
T美『わ、私も、終わりです』
何か、慌てた様子。
私『どないしたん?(笑)』
T美『いえ…。別に…。』
私『オレとやったら、普通に話せるやん(笑)他の人とも大丈夫なんやろ?』
T美『まぁ、何とか…。でも、たまに怖いんですよね…』
私『オレも?』
T美『万さんは、全然大丈夫ですよ!』
私『それは、喜んでエエのか悪いのか…』
T美『?』
私『男として見てもらえてない気がする』
T美『だって、万さんは、E子さんの彼氏だから(笑)』
私『しっ!』
T美『あっ…、すいません…』
可愛い笑顔を見せた。
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