ベッドに二人で腰を掛け、ビールを飲んだ。
M子『はぁ~っ、風呂上がりのビールは最高!』
私『オッサン入ってるで(笑)』
M子『失礼な!乙女に向かって!(笑)』
私『乙女!?誰が?(笑)』
ニコニコしながら、自分を指差すM子。
私『あ~そう!(笑)』
M子『乙女やない?』
私『乙女、乙女(笑)』
M子『あっ!適当や!』
ちょっと膨れた顔をする。
私『(笑)』
M子『やっぱりオッサン化してるんかなぁ…』
私『大丈夫』
M子『確かに、恋愛も、エッチもしてないからなぁ…。ヤバいな私(笑)』
私『の割りには、フェロモンムンムン出してるけど(笑)』
M子『そう?』
私『かなり(笑)』
M子『そんなはず無いんやけどなぁ…』
ちょっと考え込んだ風のM子の頭を撫でた。
一瞬、ドキッとした表情を見せ、スッと頭を肩に乗せてきた。
M子『何か不思議やね』
私『何が?』
M子『ドキドキするけど、緊張してない』
私『確かに(笑)』
M子『万さん、私の事どう思う?』
私『どうって?』
M子『女として』
私『魅力的やと思うよ』
M子『ホンマに?』
私『うん。ちょっと手の届かんようなタイプかな』
M子『手の届かん?』
私『普段、旦那なり、彼氏なりが居そうで、相手してくれへんかなと思う雰囲気はあるな(笑)』
M子『意外にフリーやで(笑)』
私『確かに(笑)』
どうやら、相手が見つからない原因に悩んでいたようだった。
飲んで話をした際、以前は、彼氏以外にセフレも居て、ナンパもよくされたと言っていた。
それが、最近、パッタリ無くなり、年齢的なモノか、自分自身の魅力低下なのかを悩んでいると話した。
私が、魅力的過ぎて、声を掛け難い雰囲気があると話すと、少し安心した風だった。
M子『今なら、声掛けてくれたら、ウェルカムやんやけどな(笑)』
私『軽!(笑)』
M子『意外とガードは甘いかも(笑)』
私『そうか(笑)』
M子『うん(笑)』
私『で、何でオレを?』
疑問を投げてみると
M子『E子ちゃんとの事に気付く前から、ちょっと興味はあったの』
私『へぇ~、いつから?』
M子『いつも、通路横の駐車場奥でお昼寝してるでしょ?』
私『あ~、一番人目に付かへんしな(笑)』
別館への通路横に救急車の駐車場があり、その奥は、通路から少し見える程度で、人目に付かない場所の為、職方達の休暇場所であり、私もよく昼寝をしていた。
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