真知子を一度逝かせて、街道のラブホを出た。
志津江が帰るまでに、先に帰りたいため。
もう少し真知子の体を弄びたかったが・・・・。
帰る途中の車の中。
「長谷川さんて 凄い」とか
「初めて 経験した」とか
「長谷川さんに 夢中になりそう」とか
「私も志津江のように 相談に乗ってもらおうかしら」とか
(え? 志津江との 関係知らないの?)
私の左太腿に手を乗せ、私の顔を見ながらの会話。
私は、時々真知子の顔を見て、時々相槌を打つだけ。
真知子の家に着いたが、もう既に志津江は帰っていた。
家の中に灯がともっていた。
「上がっていって」という真知子の言葉を2~3度拒否した。
志津江の母親である真知子と男女の仲になって、どうも志津江の顔を見たくないというのが本音、
しかし、志津江が顔を出して「上がって」の一言で、家の中に入った。
真知子は「志津江の言うことは 聞くのね」と冗談とも皮肉にも聞こえる事を言う。
コーヒーを煎れて貰い、志津江への土産物を口にして、真知子は今日の出来事を志津江に話している。
あの事は出てこないかなと、ひやひやしていたが、当然出てこず、ホッとした。
志津江から「母を ありがとう」と言われながら、真知子・志津江母娘に見送られて、家を出た。
我が家に帰り携帯を見ると、二人ともからメールが届いていた。
ほとんど同じ内容で、志津江からは「今度は ゆっくり逢いましょう」
真知子からは「いろいろな経験 楽しかった また楽しませて下さい」
これが母娘丼ぶりか、知らぬは娘ばかりなりか。
しかし真知子も、私と娘の間には肉体関係があるとは思っていないみたいだなあ。
まあ、このまま続けてみよう。
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