続きです
僕が「正直...別れたのはショックでした...あのあと僕は何もやる気が起きなく...何ヵ月も塞ぎ込んで仕事で大きなミスもしてしまって...お陰様で周りの人達に助けられて立ち直る事が出来まして...」と言うと、男性が「そうでしたか...私はそんな事も知らず○○さん(外来看護師さん)に遊んでもらっていて...」と言い、僕が「いえ、別にあなたを責めている訳じゃ...それより、○○さん(外来看護師さん)は結婚は...」と言うと、男性が「しませんでした...何人かクリニックに来る患者に言われていたみたいでしたが、みんなお断りして私の母にもお見合いを進められていましたが、それも断っていて...○○さん(外来看護師さん)は一生結婚はしないと...大切な人を裏切ったからと言っていました...」と言い、僕は何も言えなくなりました
少しして、男性が「この写真は、○○さん(外来看護師さん)が写真立てに入れて、毎日見て大事にしていたみたいです!私がまだ小学生でしたが、母が遅い時にはアパートに行ってご飯を食べさせてもらったりしていて、その時写真立てに触ると怒られまして...それくらい大事にしていました!」と言い、僕が「そんなに大事に...」と言うと、男性が「はい、あなたの事をいろいろ聞かされました!自分の為に広い家を借りて一緒に住んだり、旅行に行ったり同じ時期に盲腸になったりしたと、あなたの話しをする時はニコニコして話していました!」と言いました
僕は外来看護師さんと過ごした日々を、思いだすかのように話しを聞いていて、涙が溢れました
しばらくして、僕が「あの...○○さん(外来看護師さん)のお墓はどこに?」と言うと、男性が「私の住んでいる○○市です!」と言い、もらった名刺の住所を見て、僕が「結構遠いんですね?」と言うと、男性が「はい、私もここまで半日は掛かりましたから!」と言い、僕が「是非一度お墓参りに行きたいんですが?」と言うと、男性が「じゃ、その時連絡下さい。案内します!」と言いました
続きは後程
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