続きです
何年かして、娘は高校生、息子は中学生になり特に娘は体に丸みをおび、女性らしい体つきになり、私服もミニスカートを履くようになりました
しばらくして、僕に辞令が出て系列の会社に出向する事になりました
場所が遠く、単身赴任となりました
3年間出向すれば、課長に昇進となります
過去の上役はみんな出向しています
僕は家に帰り、この話しをすると昇進出きるのならと、誰も反対せず僕は単身赴任しました
出向して何ヵ月かに一度、脱看護師が身の回りの世話をしにきます
僕が住んでいるところは、会社が用意したアパートで共同トイレで風呂もなく、近くの銭湯に行かなければならないようなところでした
脱看護師は朝の汽車に乗り僕のところに来て、夕方の汽車で帰るので一緒に食事するくらいしか時間も取れませんでした
出向して一年程過ぎ、出向先の部長と飲みに行って部長の行き付けのスナックに行きました
部長がいつも座るボックス席に座り、店のママさんが部長の横に座り、別の女性が僕の隣に座りました
しばらくみんなで他愛もない話しをしていると部長が僕が遠くから出向してきている話しになり、僕が○○市から来た事を言うと、隣に座った女性が「もしかして○○君...」と言い、僕が「えっ、僕の事知ってるの?」と言うと、女性が「えっ、やっぱり○○君でしょう!私、覚えてない、○○高校で同じクラスだった○○だよ!」と言い、僕は顔を見てなんとなく面影があり「あー、○○さん、すっかり変わって解らなかった!」と言うと、同級生の女性(以後、同級生 バツイチ 子供一人)が「私、○○君を見た時なんか似てるなって思っていたんだよね!でもこんなところにいるとは思わなかったから、聞けなかったけど!」と言い、僕が「女の人って化粧とかすると、解らないよね!僕全然気付かなかった!」と言うと、同級生が「あら、それって私が化けているって事、ひどいわ!」と言い、僕が「違うよ!綺麗だから解らなかっただけだよ!」と言うと、同級生が「あの頃は眼鏡も掛けてたしね!あまり可愛くもなかったから、○○君私になんて興味なかったでしょう!」と言い、僕が「そんな事ないよ!僕だってかっこよくもないし、モテなかったから○○さんも僕に興味なかったでしょう!」と言うと、同級生が「あの頃お互い殆んど話しなんかしなかったよね!ただ同じクラスにいるってだけだったよね!それで○○君はいつまでこっちにいるの?」と言い、僕が「あと2年ぐらいかな!○○さんはいつこっちに来たの?」と言うと、同級生が「私は向こうで結婚して旦那の転勤でこっちに来たんだけど...離婚してそれからずっとこっちに住んでいるの!」と言い、僕が「子供は?」と言うと、同級生が「息子が一人いるよ!もう働いているけどね!○○君は?」と言い、僕が「僕は高校生の娘と中学生の息子の二人だよ!」と言うと、同級生が「お互い子供もいて、年取ったね!」と言うと、部長が「おいおい、なんかそっちの二人知り合いなのか?」と言い、僕が「高校時代の同級生だったんです。こんなところで会うとは!」と言うと、ママさんが「あら、そうなの!じゃあ再会を祝して、乾杯しましょう!」と言い、みんなで乾杯しました
その日は、飲んでアパートに帰りました
後日、一人で店に行きカウンターに座り、同級生と昔話しをいろいろしました
担任の話し、同じクラスの人の話しなどで花を咲かせました
閉店時間になり帰ろうとすると、ママさんが気を使ってくれて、同級生に「もう帰っていいわよ!」と言い、同級生と一緒に店を出ました
僕はまだいろいろ話しをしたくて、同級生を焼肉屋に誘い、食べながらいろいろ話しをしました
話しを聞いていると、旦那と離婚したのは旦那の暴力が原因で別れて実家に帰ると出戻りと思われるのが嫌で、こっちに留まっていると話してくれました
僕は子供が出来ちゃって結婚したと言うと、同級生も同じでお互い出来ちゃった結婚だねと笑いました
食べ終わり、同級生とタクシーに乗り送ってその日はアパートに帰りました
続きは後程
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