続きです
それからしばらくは、残業と休日出勤とかで、外来看護師さんと中々会えずにいました
日にちが経ち、年末年始を迎えました
12/30に、母の見舞いに行きました
母を見た時「一週間前に見た時より、痩せている?」と感じました
母が「外泊の許可が出なかったから、お正月は一緒に過ごせなくて、ごめんね」と言い、僕が「僕の事は心配しないで!自分の体だけ考えて」と言いました
僕は少し寂しい気持ちで、バスに乗り、帰りました
家に帰ると、外来看護師さんから電話があり、「私、今用事で実家にいるんだけど、お正月、私僕の家に行こうか?良ければ明日行くけど?」と言い、僕が「うん!待ってる!」と言いました
翌日、外来看護師さんは、両手に買い物袋を抱えて、家にきました
12/31~1/4まで、外来看護師さんは、僕の家で過ごし、年越しそば.おせち料理.雑煮など、作ってくれました
元旦に、二人で初詣に行き、僕は「母が一日でも長く、生きてほしい」と願いました
外来看護師さんが「何を願ったの?」と言い、僕が「お母さんの事」と言うと、外来看護師さんが「私も僕のお母さんの事願ったの」と言いました
一ヶ月程経ち、僕は会社で腹痛を起こし、会社の上司が、近くの病院に連れてってくれました
内科で見てもらい、医者が「盲腸かも知れないな?」と言い、看護師に採血されました
しばらくして、医者が「血液検査の結果、盲腸です」と言い、「外科に連絡するから、外科に行ってください!」と言い、外科に行きました
外科の医者が、お腹を押したり離したりして、「押すのと離すのとどっちが痛い?」と言い、僕が「離した方」と言うと、医者が「間違いなく、盲腸だね!」と言いました
医者が「このまま入院して、明日、手術するから!」と言い、僕が「入院の用意してから、また来ます」と言い、会社の上司に家まで、送ってもらい、入院の用意をして、上司に病院まで送ってもらいました
医者から診断書を書いてもらい、上司に渡すと、上司が「会社の事は、気にするな!体調が万全になったら、出勤すればいいから!」と言ってくれました
看護師に案内され、病室に入りました
4人部屋で、他の3人はおじさんとじいちゃん2人でした
病棟看護師が来て「この病衣に着替えてね」と言い、ベッド周りのカーテンを閉めました
着替えて、ベッドに横になると、病棟看護師が来て「入院申込書と手術承諾書に、保証人の名前と判子が必要なんだけど?両親はこれから来るの?」と言い、僕が「父はいなくて、母は違う病院に入院しているので、両親は来ない」と言うと、病棟看護師が「誰か、いない?」と言い、僕が「知り合いの人ならいる!電話してみる」と言い、外来看護師さんに、電話しました
15時過ぎなので、病院に電話して、外来看護師さんを、呼び出してもらいました
外来看護師さんが、電話口に出て、僕が「お腹痛くなって、○○病院にいるんだけど、入院と手術の保証人がいなくて」と言うと、外来看護師さんが「解った!○○病院ね!仕事終わったらすぐ行くから!待ってて」と言いました
病棟看護師に、夕方来ることを伝え、病室のベッドに戻ると、医者が二人来て、お腹を押したり、離したりして、僕が痛がっていると、二人で何かを話し、いなくなりました
しばらくして、病棟看護師が来て「これから手術するから、準備しますね!」とベッドの横に来ました
病棟看護師が「点滴しますね!」と手首の少し上に、針を差し、ベッド周りのカーテンを閉めて、「下の毛、剃毛するので、脱がしますね!」と病衣の下とパンツに手を掛け、スルッと脱がしました
僕は、お腹が痛くて、忘れていて「あっ、チンチンの毛!やばい!」と思ったが、すでに遅く、病棟看護師が「毛がないけど、どうしたの?」と言い、僕が「毛がチンチンに巻き込むので、処理しているので、剃ってます!」と言うと、病棟看護師が「あらっ、そうなの、解りました!でも少し伸びてるから、剃りますね!」と床屋で顔剃りの時に、泡を付ける用具で、泡を付けチンチンにガーゼを掛けて、剃り始めました
剃りながら時折、チンチンを上から押さえたり、右や左にして押さえるので、勃起しそうになりました
剃り終わり、タオルで拭かれ、「腰を上げて!」と言い、上げるとT字帯を付けられました
僕が「チンチンの毛って、手術の時、全部剃るの?」と言うと、病棟看護師が「普通は、下半分くらいだよ!」と言い、僕が「全部なかったら手術の時、恥ずかしいな!」と言うと、病棟看護師が「大丈夫、気にしないで!」と言いました
病棟看護師が「T字帯だけだから、カーテン開けないで、このまま寝ててね!」と言い、部屋から出て行きました
しばらくすると、外来看護師さんが来て「大丈夫?急に痛くなったの?明日手術するの?」と言い、僕が「これから手術!」と言うと、外来看護師さんが「これからっ!」と言いました
外来看護師さんに「ここの保証人のところに、名前と判子がいるの!」と言うと、外来看護師さんが「私が、保証人になってあげるから!」と名前を書き、判子を押しました
病棟看護師が来たので、書類を渡すと、病棟看護師が「はい!保証人の方が...えっ?」と言い、外来看護師さんを見ました
病棟看護師が「○○さんって、看護学校で同期だった○○さん?」と言い、外来看護師さんが「あらー久しぶり、びっくりした!ここで会うなんて!」と二人で話していました
外来看護師さんが「あの、実はこの子、下の毛が...」と言うと、病棟看護師が「事情があるんでしょ!さっき聞いた!でも少し伸びていたから、綺麗に剃ったけどね!」と言い、T字帯を捲り、剃った部分を外来看護師さんに、見せました
外来看護師さんが「私より綺麗に剃ってもらったね!」と、僕の顔を見て言うと、病棟看護師が「えっ!あなたが、剃ってるの?」と言い、外来看護師さんが「あっ!」と言い、口を押さえました
病棟看護師が「今のは、聞かなかった事にする!ストレッチャー持って来るから、病衣の上、脱がしておいて!」と言い、出て行きました
外来看護師さんが「ちょっと口滑らしちゃった、ごめんね、病衣脱がすね!」と言い、脱がしてもらいました
ストレッチャーに乗り、手術室へ行くと、病棟看護師が、手術室の看護師に「すみません!私、少し剃りすぎたので、患者さんに許可もらって、全剃りしました!」と言いました
手術室の看護師が、T字帯を外し「はい!解りました、中途半端にあるより、スッキリしてていいよね!カバー付けますね!」と言い、局部カバーを付けました
ストレッチャーから、手術台に移動して、腰から麻酔され、しばらくすると脚がジーンと痺れてきて、胸くらいまで感覚がなくなると、医者が「手術を始めます、宜しくお願いします!」と言い、手術が始まりました
しばらくして、切除する為、腸を引っ張られた時、胸が少し苦しくなりました
手術は、40分(麻酔時間含む)くらいで、終わりました
病室に戻ると、外来看護師さんが「よく頑張ったね!」と頭を撫でました
僕は、寝てしまいました
目を覚ますと、病室の灯りは消えていて、頭の上の小さい灯りだけ、点いていました
横を見ると、外来看護師さんが、椅子に座ったまま、寝ていました
時計を見ると、3:20でした
麻酔が覚めてきて、脚が動きました
少しして、おしっこがしたくなり、「んー...んー」と声を出すと、外来看護師さんが起きて、「どうしたの?痛いの?」と言い、僕が「おしっこしたい...」と言うと、外来看護師さんが、布団を捲ると、「カテーテル入っているけど、おしっこしたい?」と話し、僕が「したい!」と言うと、外来看護師さんが「ちょっと待ってて!」と言い、少し待つと、尿意が無くなってきました
外来看護師さんが「どう?」と言い、僕が「おしっこしたく、なくなってきた!」と言うと、外来看護師さんが「パックの栓が閉じてあったから、出なかったんだね!」と言い、パックを見ながら「すごい出てるよ!結構、溜まってたんだね!」と言いました
僕が「帰らなくて、いいの?」と言うと、外来看護師さんが「いいの、ここから出勤するから、朝、起きたらいないけど、それまでいるから、安心してね!」と言い、僕が「解った!おやすみのキスは...」と言うと、外来看護師さんが「じゃあ!おやすみ!」と言い、キスをしてくれました
続きは後程
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