大雑把に言うと、今現在かかっている主治医以外の専門医からその治療方針
についての第二の意見を聞く、というものです。
「セカンド」は第二、ピニオンは「意見」ということです。
長期間にわたる治療だったり、重症な場合は、主治医だけの治療だけで本当
に良いのか、患者さんが不安に思うことがあるのです。
そこで、全く派閥などの関係が無い専門医から別の視点で診察して意見を求
めるというものです。
アメリカではすでに以前から行われており、ここ数年で日本でもセカンドピ
ニオンを行うケースが出てきました。
医師の立場でも、本当に自分のしている治療が良いのか、検証してもらう機
会になるので、良いことなのです。
でも、昔ながらの病院の医師では、意識改革が進んでいないこともあって、
「自分の治療に文句を言わせない」という雰囲気が残っているのも事実のよ
うです。
でも、要は患者さんを守るためにも、どんどんセカンドピニオンをやってい
くべきと私は思いますし、私も自分の患者さんがセカンドピニオンを申し出
たら、それ用の紹介状を書きますし、全く拒む理由はありません。
こんな感じでよろしいですか??
※元投稿はこちら >>