呼んで字のごとく、女性器の膣の部分の炎症です。
判りやすい症状は、膣の部分が赤くはれてヒリヒリ焼ける感じがして、猛烈
なかゆみがでてきます。
主な原因が性交渉(いわゆるHですね)によるものが多いようですが、それ
が全てではありません。
中には原因がよく判らないケースもあります。
一番多いのは、カンジタ性膣炎かトリコモナス膣炎で、原因はトリコモナス
膣炎なら、その原虫の感染によるもので、カンジタ膣炎なら、カンジタ菌の
感染によるものです。
お風呂やプールの中にも膣炎を発症しうる病原体がありますし、健康体なら
女性の膣は免疫作用が働きますから、ある程度は防御できているのです。
でも重症になってしまうと、子宮口ちかくまで炎症が広がることもありま
す。
診断方法はおりものを見分けたり、膣の分泌液の検査になります。
それで、治療方法は、膣炎の種類によって異なります。
トリコモナス膣炎の場合は、メトロニダゾールという原虫を退治する薬を2
~3週間くらい膣の奥に挿入する、というものです。
カンジタ膣炎の場合は、飲み薬がメインとなります。
要は何の膣炎なのか、によって治療方法が変わってきます。
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