立ち合うご主人が出産シーンを見たいのか、奥様と一緒に赤ちゃんを迎えたいのか、それによって、立ち合い方は違うと思います。奥様と一緒にと思うなら、側についていてあげることでいいのではないですか?一緒に乗り越えようと側にいれば自然と手を握ったり、腰をさすったりという行動はできると思います。ないとは思いますが、奥様が陣痛で大変なときにテレビを見ていたり、寝てしまったりすると奥様の怒りを買う恐れは高いですよね。お産の時に側にいるのは、奥様を支えるためなので、ご主人に八つ当りする奥様もいます。奥様が感情をぶつける相手はそこではご主人だけなのでそれも大切な役割ですね。あとは、お産のあとは赤ちゃんに気をとられがちなので、出産を終えた奥様にねぎらいの言葉をかけてあげることを忘れないようにして下さい。立ち合い中、ご主人の存在がマイナスになっていると感じられるときは、ご主人に退室してもらうこともあると思います。私は「一服してきていいですよ」とか「私がついているのでご主人は今のうちに食事に行ってきてください」とか、やんわりと席をはずしてもらっています。お産は、赤ちゃんが無事生まれることはもちろん、奥様が良いお産だと感じることが重要です。立ち合うご主人の役目は後者の方です。お二人らしいお産ができるよう、コミュニケーションを大切にして、がんばってください。
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