妊娠2週=排卵日あたりでは有りません。
其れはオギノ式、又は、医師の妊娠から出産予定日を引き出す時の
計算式で、本当の妊娠は、卵子と精子が卵管膨大部で受精して、受
精卵と成り、受精卵は細胞分裂をしながら子宮に入り、受精から7
日間で子宮内膜に完全に着床して、初めて「妊娠」した事に成りま
す。
妊娠すると、子宮内膜から栄養のホルモンを取り、成長してゆきま
す。
妊娠すると、栄養のホルモン以外に「ヒト絨毛性ゴナドトロピン
(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)、hCG」が分泌され、このホルモ
ン液 hCG が尿中に含まれ排出されます。
妊娠検査薬はこのホルモン液 hCG に反応して妊娠の確認をします。
妊娠検査薬には 50IU/L と 25IU/L の2種類が有ります。
一般に市販されている妊娠検査薬の感度は50IU/Lです。
医療機関(病院)で使用する妊娠検査薬の感度は25IU/Lと、さらに
高感度になっています。
(もちろん医療機関でも感度が50IU/Lの妊娠診断薬を使用する場合
も有ります)。
医療機関で使用される妊娠検査薬は、一般用に市販されている妊
娠検査薬と基本的に同じ成分です。
着床後(妊娠後)約5日目には、尿中hCG濃度が 25IU/Lに、又着
床後(妊娠後)約7日目には、尿中hCG濃度が 50IU/L以上に達し
ます。
早く妊娠が知たい場合は、この時点から妊娠検査が可能です。
少なくとも尿中hCG濃度は、次の生理予定日の数日前から生理予
定日の頃には、妊娠検査薬の感度以上に尿中hCG濃度は高く成っ
ています。
妊娠検査実施時間は、尿中のhCG濃度が最も高く、濃く成る、朝
起きて最初に排尿する早朝尿で検査を行うのが最適です。
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