人間の場合、実は乳児の段階ではまだ利き腕と言う物が定まっておらず、
両手を同じように使っている。しかし生後7ヶ月を過ぎるあたりで、
どちらか一方の手を主に使いはじめ、6歳までには完全に定まってしまう
。その中で強要したワケでもないのに右利きが多いということは、遠い
祖先からの遺伝だとも言われている。しかし、左利きに矯正することも
出来るわけだから、環境要因が大きく影響していると考えられる。
人間社会においては、左利きよりも右利きの方が、有利に出来ている
からだ(横書き文字の書く方向とか、自動改札とか)。
人間以外の動物にも、利き腕があると言われているが、その比率は、
50:50と差がない。つまり、古来から人間社会では、圧倒的に
右利きに有利になっていて、左利きの人種が淘汰されてきたという
ことかもしれない。
※元投稿はこちら >>