次郎が美香から離れたのは、美香のオマンコにペニスが嵌まってから30分以上経ってからだった。
 それまで美香は持続的に快感に浸り、何度も絶頂快感に昇り詰めて大声を上げて白目をむいた。
 これは大いにありうることだとオレは納得した。
 というのは、オレはこの歳になって少なからず観相ができるようになって、美香を一目見た時からこの女には淫乱の相があると判断したのだ。
 オレの判断は当たっていたようだ。
 次郎が離れた後、美香は疲れ切ったようにソファーにうつ伏せて背もたれの方に顔を向けていたが、時々オレの方を恥ずかしそうな、恨めしそうな表情で見た。
 しかし、その表情には凄くエロチックな媚びも含まれていたのだ。
 それでオレは思いきって聞いてみた。
 「美香ちゃんは処女じゃなかったよね。元彼と次郎とどっちが良かった?」
 美香は背もたれの方を向いたまま、「いやらしいドスケベおじいちゃん……彼とは何も気持ち良くなかった」と言った。
 そうか、美香の元彼は愛撫もしないでペニスを嵌めて、美香が気持ち良くならないうちに射精してしまうタイプの男だったんだな。
 だから別れてしまったんだ。
 「美香ちゃん、生理あったの何日ぐらい前」
 「なんでそんなこと聞くの……ほんとにドスケベおじいちゃんね……1週間……10日ぐらい前かな」
 「そうか、ちょうどよかったんだ。だからうまくいったんだな」
 「何がうまくなのよ」
 「うん、美香ちゃんは今日か明日あたりが排卵日なんだよ。だから次郎は美香ちゃんの股の匂いを嗅いで発情したんだよ」
 「いやらしい、ひどいおじいちゃん。おじいちゃんがさせたくせに」
 「いや、こういうことは、犬が発情してないと初めはうまくいかないんだよ。うまい具合に、ちょうど良かったんだ」
 「ひどいことしておいて、ちょうど良かっただなんて、おじいちゃんのチョードスケベェ」
 「だけど、凄く気持ち良かったんだろう。次郎にだけさせてニコライにさせないのはかわいそうだよ。冷たい飲み物持ってくるから、飲んでからニコライにもさせようよ」
 「もうもう、おじいちゃんのチョード変態、チョードスケベェ」
 美香はそう言ったが、恥ずかしそうな表情に媚びと期待感が含まれているのをオレは見逃さなかった。 
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