続きです…
農場は未舗装の農道脇にあり、入り口前の電柱に小さな電球がついていて、真っ暗にはなりません。
入り口には柵があり、入ってまずワラ束の小屋や飼料小屋が向かいあって並んでいて、車がターン出来る広場があって、そこに犬小屋が道を向いて並んでいます。その奥に牛舎や家畜小屋があります。周りは田んぼやビニールハウスが広がっていて、だいぶ離れた林道から電気が消えて無人になる時などが確認できました。
家庭訪問は四月の下旬に行われたので、五月半ばの土日の夕方と金曜日の夜中に調べたり、休日の昼間に通りかかったと言っては、何度か犬達や子供とふれあったりしました。
車を隠す場所が遠いので、折りたたみ自転車も買いました。
ある程度、準備が整ったのですが、まだ忍び込むには勇気が出ません。
飼い主が居ない状態でも、犬達が興奮して暴れたり吠えたりしないか心配だったからです。
忍び込むにも、段階をふむようにしました。
電気が消えて30分くらいしてから、車で前まで行ってエンジンを切って暫く中を伺ってみる。
犬達は気づいてこっちの様子を伺っているようです。鎖の音が聞こえます…
もう胸が張り裂けるくらいドキドキでした。
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