続きです。
教員住宅から出る時間です…人に会わないように…不安がよぎります。
見つかったら変態と呼ばれ、職も安定も何もかも無くなる。
なのに体がウズいて、胸の奥が苦しくて…
こんな気持は、人間とでは味わえない!人前では毅然としていなきゃいけないし、セックスの時だって乱れる事もできない。
誰にも言わない動物だからこそ、乱れる事ができる…
生き物を性欲処理の道具にしている…申し訳ない気持でいっぱい。
犬達は私を性欲の対象とは見ていない…犬達の食欲のついでに自分勝手にイクことができたら良いなと思ってる。
カーステレオもオフにしたまま、農場に向かう。
国道から曲がる時に、後ろに車が居ないのを確認して…
農場から200メートルほど離れた林の脇に一旦車を止めた…遠いよ…
やっぱり怖い、勇気が出ない…一回農場の前を往復して偵察しよう。
窓を全開で周囲の音を確かめて、車で通り過ぎる…大丈夫かな…戻って農場の前で徐行しながら通る。
遠くの国道を走る大型車の音が聞こえた。
ライトをスモールにした…もう喉がカラカラだ。
農場は静かだった。車を止める場所を変えよう…農場の近くのビニールハウスの入口…
すぐに戻ってくれば大丈夫なはず…
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