月経前のむくみと同程度に体重が増える人もいます。中・高用ピルは1~2kg
の体重増加がある人が多かったため、ピルは太るという説が広まったと考え
られます。
低容量ピルは体重が増加する人でも500g前後です。ピルのエストロゲンと黄
体ホルモンの作用で身体に塩分がたまりむくむため、体重が少し増えます。
ちょうど月経開始前にホルモンの関係で体重が少し増えるのと同じ程度。ピ
ルを飲む飲まないにかかわらず起こっている体重増減の範囲内です。またピ
ルを飲み続けると体重が増え続けるということはなく飲み始めの頃一時的に
増えるだけです。
危険性はありません。副作用がぐっと抑えられた点が低容量ピルの最大の特
徴です。
ピルの中のエストロゲンが嘔吐中枢を刺激し、むかつき、それがひどくなる
と吐き気になります。ただし、このむかつきや嘔吐は胃腸障害ではないので
心配はありません。低容量ピルになってむかつきはかなり抑えられ、ピルを2
~3周期飲み続けると自然と消えて行きます。頭痛、乳房の張りなどがある人
もいますが、通常の月経前と変わらない程度の痛みの場合が多いようです
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