犬の精子と人の卵子では受精しない?
これって、100%のことなのでしょうか、もしかしたら99.999・・・・・%のこと?で、現実的には、まずありえないと考えられるくらいのことなのではないのかとは思いませんか。
相手が昆虫や鳥類・魚類・爬虫類となるとさすがに疑問でしょうが、同じ哺乳類なのですから、一体どうなんでしょう。
太古の昔、地球上に生命が誕生しました。生命細胞はあらゆる環境にも順応し、後世に生命をつないでいくために、必死にその生態を変化させ、複雑に分裂を行い、そして現在のような多種多様な種を形成しました。それは、種の保存のためのプログラムであるDNAが何らかの原因で別の種を造り出してしまうという一面もあるということなのではないでしょうか。
本来、DNAはその構造によって異種を排除するはずなのに、おかしいですね。
でも、DNAの起源は、いろんな環境に耐えられるよう、可能な限りの生態を造りだし、あるものは消滅しまたあるものは生き続けるということを繰り返し行っていて、その過程の中で、同種同志が最も強い種を形成できることを学んだことで、強い種のみを保存してきたのではないでしょうか。人間もその中の一つなんですよね。
そんなDNAではあっても、生存力の強い交配が叶わないという危機感を悟った時に、多少違っていても、生命を存続させられるだけの可能性を、そう、太古の記憶を秘めていないとは言い切れないような気がします。それは、突然変異とか分裂異常などという、はかない生命力であるために誕生することはなく、気付かれることもなく消えてしまうことがほとんどだとしても。
人を含む哺乳類が種を残すための行為を行う場合、一回につき雄の体内から何億何十億ものDNAが放出されます。その複雑に構成されるDNAの全てが判を押したように全く同じなのでしょうか。
中には劣性なもの、プログラムのたった一つだけにでもズレ・破損・欠損・奇形などの異常?を持つものなど、全くないとは言えないですよね。ただ、その数は、何億個に一つ、いやもっともっと少なくて、しかも 他の優勢なものと比べて圧倒的な数の違いや活性力などが劣っているなど、真っ先に卵子にたどり着けることもなく終えてしまうのがおちです。
でも実は、その劣性と思しき精子こそ、卵子の持つ異種を排除するプログラムを刺激したり狂わせてしまうことになって、それもまた果てしない確率ではあっても、DNAが深く秘めていた本能である異形を誕生させてしまうことになってしまうとしたら。そこまでの劣性ではない精子であっても、中には卵子に飛び込み、着床には至らずとも受精してしまうものもあることを思えば、卵子を狂わせて受精の相手と思わせてしまうような劣性と思しき精子とを、一対一で出会わせてみたら・・・どうなるのでしょう。
そうなる確率を考えると、そんなことは科学的にありえない、とか考えられない、という表現になるのでしょうね。
同じ哺乳類の犬と人間、お互いのDNAの深い深い記憶の中には、もともとは同じ種だったんだよ、という生命の起源が隠されているとしたら。そんな新種を生み出すことのできる奇形とお思しき精子と卵子が出逢ってしまったら。
人類の古い歴史の陰に異種姦をタブーとしていた背景には、奇形を誕生させてしまうことを恐れてのことであったにしても、人知れず、異種を愛する者は後を絶っていません。そんなDNA同志が知らず知らずお互いを惹きつけ合っていたなんて思いもせずに。
愛する者の子を宿したいと願う心に、どこまで解き明かせたのかしれない表現や知識だけで諦めてしまうなんて悲しいことです。
哺乳類同志、その生殖本能が叶うかもしれないという、たてまえではなく本気の思いは、きっと相手に伝わって本能のまま本気で身籠らせたいと思うでしょう。そんな心を感じ合いながら抱かれることができたなら、きっと深い快楽に包まれるのではないでしょうか。そんなことを願って、あくまで私の思いを書き込んでみました。
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