私は10数年前に雄犬を飼っていました。
あの当時は、首都郊外のベッドタウン、周りには原野が残る地域に住んでいたので、土・日の午前中はどんな天候の日でも、2・3時間は彼とその原野を駆け巡り、野ウサギ狩りをするのが日課でした。
白いペット用の兎ではなく、茶褐色の野ウサギで、走るのがすばしっこく、到底追いつかないので、狩りというよりは追いかけっこです(笑)。
その頃はまだ日系企業の現地法人に努めていて、日本から来た支店長以上の仕事と責任を担わせられながら、地位と給与はそれ以下という不遇の環境でストレスを溜めていて、妻はそのストレスを解消してくれるどころか、余計に加算するような存在で、唯一の解消がその散歩(追い駆けっこ)でした。
彼(犬)とは阿吽の呼吸で兎の後を追っかけまわし、くたくたに疲れて家に帰ると、裏の水道で彼の身体を洗って綺麗に拭いてから家の上がるのが習わしでした。 ある時、何気なく下腹を拭いていると、彼が腰をふりだし、私はそのまま続けて、彼のペニスが大きくなって外に現れると、そのままで直に手で扱いて上げました。
住んでいた家の周りは結構犬を飼っていた家があったのですが、ほとんどは雄犬ばかりで、たまに雌犬がいてもまずは交尾はさせてくれませんので、可哀想に思っていたこともあり、それからは身体を洗った後は扱いてやるようになりました。
その当時は別に獣姦とかの意識もなく、ただ彼が童貞のままで可哀想だと思っていただけでした。 そうしたある日の事、散歩の後いつも通りに彼の身体を洗って、拭いてから扱いてあげて家に入り、私がシャワーを浴びて裸でいたら、彼が私のペニスを舐めてきました。 最初はビックリして腰を引いたのですが、しつこく舐めて来るのでそのままにしていると、私のペニスは勃起してきて、異常な状況に興奮し、頭の中が混乱してすぐに射精してしまいました。
それ以来、私が離婚して家を出るまで彼とのペニスを扱き合う関係が2年ほど続いたのですが、あの当時私はバイセクやゲイでもなく、ましてや動物と性交渉を持つことも全く考えておらず、それでもなお彼とそういった関係になったのは、なぜだろうとよく考えます。
そこには、やはり人と動物の関係を超えた、何かしらの繋がり・・・、例えば飼う飼われるの関係を超えた、互いを仲間・同僚としていけ入れるような関係が出来上がった訳で、それが女性と雄犬だったり、男性と雌犬、又は他の動物だったりするのかと思います。
女性が雄犬と伴侶の関係になるのは、こんな生やしいものではないでしょうし、それぞれがそこまでに至る経緯も状況も違うでしょうが、私はなんとなく理解します。
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