馬と愛し合っていた当時
私の勤め先に、一頭の大型犬がやってきました。
名前はD君としておきます。
D君はフラットコーデットレトリーバーのオスで、一歳でした。
フラットコーデットレトリーバーは、簡単に言えばゴールデンレトリーバーの黒い版(笑)です。
D君はその中でも一際大きい体の犬で、立ち上がると私の胸元に頭が来るようでした。
元々飼っていた方が引っ越しする間だけ預かると言う話です(後々、本当は手放したと言う事が判明しましたが)
昔、私が小さな頃に家で飼っていたボクサー犬以来の大型犬との触れ合いに
私は純粋に心踊りました。
D君はすぐに環境にも慣れ、決して敷地内からは出ませんでした。
もちろん、お世話は私の役目。
嵐の日に、臨時休業などになれば、D君、馬達、そして人間は私だけと言う環境。
馬房に居る馬達と違い、ずっと一緒に居るD君と特別な信頼関係になるには
そう時間は必要ありませんでした。
その頃になると、先の2頭以外とも関係を持ち始めていた私は
夜まで残って、D君を厩舎で自由にさせながら馬と愛し合うのが
日課、とまでは言いませんが
頻繁になっていました。
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