闇の中からアイツの声がしてくる。
(バイオハザード…? 逃げ隠れる人間? アンタ、バカぢゃないの? アンタはねゴミなの、ゴミ。 自分の姿見てみなさいよ。ゴミ袋に詰め込まれた生ゴミでしょ!)
「うるさい お前に関係ねーだろ!」
強がって叫んでみたが返す言葉なんか、あるはずもない。
(へっ ほざいてろ ウンチ人形め!)
だめ押しの言葉。
まさに、トドメを刺された。
ウンチが冷え始めてきた。
頂上を迎えず、中途半端に火照った身体が欲求を満たせと催促している。
くわえたままのペンチを再び噛み締め、すでに快感に取って代わっている痛みを呼び起こす。残る3つ目のペンチ。
アソコの中心にある、お豆を潰す。
狭いゴミ袋の中で背筋が反り返る。
口のペンチにも、さらなる力を込め乳首を潰す。
左手はお豆を潰すペンチで塞がっている。
オモチャを操作する手が足りない。
アソコか…
それともお尻の穴のオモチャか…
2つのオモチャの間で右手が行ったり来たりを繰り返す。
落ち着いたのは結局お尻の穴だった。
3つのペンチは、乳首とお豆のそれぞれを容赦なく潰す。
左手はお尻の穴を破壊せんと激しく暴れる。
目がチクチクしてくる。
呼吸もままならない。
意識が遠くなり、代わりに身体の中心から熱いものが全身に広がっていく。
フッと浮いたような感覚の後、痙攣が始まる。
ガクガクと、ガクガクと…
ゴミ袋から頭を出し、新鮮な空気を吸う。
とは言え、そこはゴミステーションの中。
ウンチとは違う匂い。
吐き気を我慢して袋から出て、その袋の上で(貧弱な)胸の辺りと腰から下にこびり付いているウンチを着てきたワンピで拭う。
ウンチ塗れのワンピとオモチャ達を袋に放り込み、搾るように空気を抜く。
替えのワンピを着てゴミステーションの外へ。
マンションのオートロックの前で靴を履いてない事に気付く。
考えたが、脱いだ記憶がない。
ウンチ遊びの前からの足跡を頭で辿る。
駐輪場に並んでるクロックス。
ゆっくりと湯に浸かり、髪を乾かすとカーテンの向こうは薄く陽が昇りかけていた。
おしまい〆
たぶん、明日か明後日くらいに生理がくるはず。
憂鬱ぢゃ( ̄・・ ̄)
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