「圭一‥」
脱衣場から奥さんの呼ぶ声がしました。
「はい。」
「入るね。」
タオルで前を隠した奥さんが風呂場のドアを開きました。
「奥さん‥」
「あまり見ないでね。おばさんだから恥ずかしいわ。」
「そんな事ないです‥きれいです。」
「わぁ~綺麗なお月様ね。」
身体をずらすと奥さんも浴槽へと入ってきました。
「昔わね‥たまにお風呂に一緒に入ったりした事もあったのよ。ずいぶん前の話しだけど。」
「そうなんですか。」
「あっちの方が衰えちゃって。段々と夫婦って言うよりお友達みたいになったわね。」
「友達ですか。」
「そう。夫婦だとどうしても男と女じゃない。友達なら性別関係なく付き合っていけるから。」
「そうですね。」
「だから,私の方が圭一よりもずっとドキドキしてるのよ。忘れちゃう位,久しぶりだから。」
「奥さん‥」
綺麗な細い肩を抱いてキスをしました。
「もう良いかな‥と思って。」
「僕も‥」
またキスをすると奥さんが舌を差し出しました。
「嬉しかったのよ。今日‥」
「何がですか?」
「村の人たちの前で圭一が庇う様に言ってくれた事。」
「はい。」
「圭一もしっかりとした大人の男の人なんだな‥と思って。」
「そんな‥」
「先に上がって待ってるわね。」
奥さんの初めて見た後ろ姿を見送ったのでした。
自分でも考えれば久しぶりの事でした。
全てを自然に任せて‥
風呂を上がり,奥さんの待つ寝室へと向かいました。
「入って。」
ベッドから掛け布団を上げて奥さんが声を掛けてくれます。
「奥さん‥」
「圭一‥」
細い指が確かめる様に僕の分身を握ると,軟らかい胸を撫でてみました。
「小さいからがっかりでしょう。」
「そんな事ないです。」
年齢の割りには張りもあり綺麗な身体だと思いました。
「圭一はいつもどうしてたの?」
「え‥どうって?」
「一人でしてたの?」
「はい。」
「私もよ。」
「そうですか‥」
「ずっと一つ屋根の下で暮らしてたのに,圭一も私も‥」
「そうですね。」
「あの人のね‥やっぱりヤメておくわ。」
「何ですか?」
「ごめんなさい。そのうちに話すから。今は聞かなかった事にしてちょうだい。」
「わかりました。」
「して。」
夫人のソコに触れると既にジットリと潤んでいました。
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