続きです。
目が痛くなり開けてられなくなります。
ファスナーを開けます。
喘ぐ様に新鮮な空気を貪ります。
肩で息をしながら袋から出ます。
バスルームの床に座り込みます。
バスタブを振り返るとウンチ色に染まった布団袋がグチャグチャになってます。
呼吸が落ち着き、痛む目を無理やり開け鏡を覗くといつものアイツがいます。
ウンチの塊の中にギョロリと浮かぶ二つの目。
「アンタ誰?」
鏡の中のソイツも同じように返してきます。
「私が聞いてんの!」
鏡の中のソイツがニヤッと笑います。
(私が誰かって? そんなのアンタが一番よく判ってるでしょ)
意識が混濁してきます。
乳首を爪を立てます。
悲鳴の様な叫び声が喉の奥から溢れます。
遠のく意識が戻ってきます。
(早く…
ウンチが乾いちゃう。)
シャワーの先端を外し、ホースだけになったシャワーを持ち、布団袋に戻ります。
20㎝ほどを残しファスナーを閉めます。
シャワーのホースをお尻の穴にねじ込みます。
僅かに開いたファスナーの隙間から片手を出し、シャワーのコックを捻ります。
一瞬、冷たい水がお腹に入ってきます。
漏れ出さない様にお尻の穴を閉めます。
途端に寒気が襲い身体が震えます。
少し待つと水が温くなりお腹も暖まってきました。
少しずつ膨らんでいくお腹。
苦しい…
逆流して口から出てきそうです。
このまま爆発しちゃいたい…
肥溜めの様な布団袋の中で、割れた水風船みたいにグチャグチャになりたい…
飛び散った臓器の中に四肢と頭部がゴロンと転がっている。
危ない考えが次から次に浮かびます。
頭を擡げる自己破壊願望。
もし、ダーリンがいなかったら。
お父さん、お母さん。
友達でいてくれる、みんながいなかったら。
こんな死に方をする知人がいたら迷惑をかけます。
僅かに残った理性が右手を動かします。
乳首を痛めつけます。
歯軋りが出るほどの激痛を乳首に与えます。
取り戻した意識がお尻の穴を解放します。
ホースが飛び出し、続いてお湯が。
まるで壊れた消火栓です。
布団袋を叩くお湯がバシャバシャと音を立てます。
気持ちいい…
全身がピクピクします。
イっちゃいました。
袋の中でペタンと座り込みボーっとしてます。
お湯はホースから流れ続けています。
ウンチの海が膝が隠れるくらい溜まってます。
続きます。
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