続きです。
4階まで降りて、ふと思いました。
もしかして屋上なら…
振り向いて数段登って。
屋上に行ってどうする?
行ったことはないけど、遮蔽物なんと無いに決まってます。
結局、階下に向かい走り出します。
3階、2階とやはり開きません。
1階でやっと開きました。
最初から降りてくれば良かった…
ホッと胸を撫で降ろしたのも束の間。
ドアの向こうはエントランスの外側。
オートロックが掛かっていて入れません。
ちょっと様子を見るだけのつもりだったので鍵は持ってません。
膝が崩れ落ちそうになります。
お腹も限界に近付いています。
仕方ないので非常階段でしてしまい、後で片付けにとドアに向き直ると、あのプレートが。
どこか近所にトイレのあるところを考えます。
一番近いコンビニでも5分くらい。
でも、それは無理です。
下着を着けていないワンピースは汗で肌に張り付いています。
小さい胸でも乳首は目立ちます。
財布も持ってません。
汗だくでコンビニに走ってトイレに駆け込む。
いかにもウンチを我慢してますなんて状況は恥ずかしすぎます。
トイレのある場所…
コンビニの向こうにある公園。
脱兎の如く走り出します。
俯き前髪を抑え、胸を隠しながら内股で。
お腹の痛みを考えると全力疾走は無理です。
ヨチヨチと…
冷や汗なんだか脂汗なんだか、額からの汗が目に流れます。
こんな状態なのに、小学生の頃に教科書で読んだ「走れメロス」を思い出します。
でも、これじゃ「走れメイ」
いえ「走れエロス」?
公園までのに信号が2つあります。
1つ目は青。
停車してる車の運転手さんにはメイの走る姿はどんな風に映っているのでしょう。
2つ目の信号は無情にも赤。
目の前を車が行き来します。
身体が震え出します。
青になって走り出した時は髪の毛を抑えていた手はお尻を抑えています。
もう、なりふり構ってられません。
公園が見えて来ました。
お昼間近なのか、人気がありません。
ワンピースの裾を腰まで捲り上げトイレに向かい猛ダッシュです。
個室に飛び込み、しゃがんだ瞬間にドロドロに溶けた液状のウンチがお尻の穴から噴き出します。
もの凄い快感です。
ガタガタと身体が震えます。
噴き出すウンチの匂いを胸一杯に吸い込みます。
鼻孔を通り抜け脳髄の奥まで染みてきます。
あぁ…
イってしまいました。
また続きます。
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