それからはトイレの缶を覗いて観察するのが習慣になりました。
図書室の図鑑で女性の下半身の輪切りの構造図を見てチツの存在を知り
先生の白いカスはそこから出ていることを知りました。
古い家だったので、階段の昇り降りやトイレの開け閉めの音で先生を察知し
て
缶を見るということを繰り返していました。先生は警戒することなく捨てて
いました。
汗とオシッコとオリモノの混じった匂いは子供には刺激的で、
にょろにょろとした毛もたまについていました。
当時はオナニーも知りませんでしたが、先生のトイレの気配がすると反射的
にすぐにあそこは固くなりました。
ただ女の人の出すゴミを見るこということに強い罪悪感
はあったので、先生の顔はまともには見られませんでしたし、
子供なりに見られたのがばれないように工夫はしていました。
ある晩、いつものように缶を開けて中身を手に取るといつもより重たく温か
く感じました。紙をほどくと大量の血を吸ったナプキンでした。
初めて生理のナプキンを見たのでびっくりしました。
当時のナプキンは今のように血をジェルで吸収する高機能なものではなく、
紙の繊維を不織布で挟んだ単純なものでしたので、指で押すとジュッと血が
表面にあふれて
きました。
「先生のチツから出てきたものんだんだから」と変に自分に言い聞かせて、
温かく生臭い匂いを感じていました。
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