あの女は酢臭さそうである。これはエゴと憶測であろう。
実際、酢の匂いがしなければ何かしらの隠蔽行為によるものである。
あえて憤りはしない。その隠蔽臭はそれはそれで隠酢の匂いだからである。
単純に酢の匂いがすれば、これ幸いである。
後者の匂いに好感が持てる。引き付けられる。その匂いを嗅いでいたい。
前者の混合臭は非常に臭いからである。
アスリート達の匂い、奥様方の井戸端会議での口を尖らせ猛烈に飛ぶ唾と息
の匂い、ママさんバレーの奥様方の濡れたTシャツの匂い、居酒屋で酢差し
を躊躇うコギャルと若奥様、日焼けサロンでの白い乳房と焼きイカ色の乳輪
と全身の色のギャップ臭、つまみコーナーで酢イカ或いは酢ダコを物色する
女達の生足爪先の匂い、調味料コーナーで躊躇いながら結局、酢瓶を買わな
い若妻、キヨスクで足早に酢昆布を買い、のぞみの中でクチャクチャ食らう
エリート渉外OL連中、地下鉄の階段ですれ違う額に汗した女達、団体様の
熟女の輪の中、「す」の付属語をあえて連発するが「す」音が妙に不自然な
キャスター、すべて酢の匂いである。自然に直面する身近な匂いである。
※元投稿はこちら >>