以前、年始の番組で華原朋美が虚無僧の格好をさせられ、尺八を吹かされる
シーンが回想されるのである。
尺八は真竹という種類の竹で創作されるのである。しかし、どんな真竹でも
良いというわけではなく、根と根の間が詰まったものや、節と節の間の寸法
が尺八の長さに適したものでなくてはならないのである。
唇から漏れ出た息は歌口エッジの部分を境に外へ出たり中に入ったりを1秒
間に何百回と繰り返し、管内の気柱に粗密波を生じさせ音となる。この時、
外に出る息と中に入る息の割合は同じではなく、どちらか一方に多く偏る。
これは息が出入りする際に外にいる時と内にいる時の滞在時間に差が生じる
ためである。外にたくさん出る吹き方を「外吹き」逆を「内吹き」と言う。
(メリ吹きカリ吹きとは全く違う。)尺八奏者は皆どちらかの吹き方をして
おり両方出来ることはない。これらの吹き方は音が出始めた初心者の頃に
決定されるのであるが、どのようなメカニズムで決まってしまうのかは
判明不可能である。
さて本題の匂いについてであるが、尺八菅内には当然に息と唾液が蓄積され
やがては尺八本体に吸収されるのである。因って本来の若酢竹に若き女性の
酢唾と酢息が混同され、非常にスイ吹き物になるのである。
特に歌口、第一孔~第五孔、だき節、根あたりの酢臭は強烈である。
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