産婦人科から出て、私達は車に戻り「本当に私達の天使が此処に居るのね」と私は涙ぐみながらお腹を触ったら「私…少し不安なの、私は40だし、高齢出産になるでしょ?はっきり言って怖かったの…でもさっき太一が先生に私と赤ちゃんを家族全員で助けるって言ってくれたでしょ?だから今は全然怖くなくなったよ」と言ったら「当たり前だろ?お腹の子は俺達の子なんだから、家族全員で守らなきゃ、喜代子は元気な赤ん坊を産む事だけを考えてれば良いからな?」と言い、太一は私を抱き締めてくれました。それから私達は家に帰り「親父、やっぱり赤ん坊が出来てたよ、丁度3ヶ月だってさ」と太一は豊に報告してて「本当かい?喜代子さん」と豊は笑ってて「はい…お義父さん、だけど私高齢出産だから気を付ける様に言われちゃいました」と言ったら「子供達にも後で言うけど、親父が出来る範囲で良いから、喜代子の事を助けてくれないか?喜代子には赤ん坊の事だけを考えて欲しいんだ」と太一は言ってくれて「勿論だよ太一、喜代子さん辛い時は儂に言ってくれよ?」と豊は笑ってて、私は頷きました。
子供達が帰って来て太一は子供達に「お母さんのお腹に赤ちゃんが出来たんだ、二人には弟か妹が来年の春に産まれるよ」と言ったら「エ~じゃあみ~ちゃんお姉ちゃんになるの?パパ」と美雪は聞いてて「そうだよ?美雪はお姉ちゃんになるんだ、でもね?お母さんはちょっと赤ちゃんを産むには大変なんだ、お医者さんも気を付ける様にって言われたんだ、だから二人には出来る範囲で良いから、お母さんのお手伝いわして欲しいんだ、お母さんが辛そうだったら、助けてあげてくれないかな?お父さんもおじいちゃんもなるべく、手伝うつもりでいるから」と言ったら「パパ!任しといて」と美雪は胸を叩いてて「僕もなるべく手伝うよ、料理は無理だけど、自分の部屋の掃除とか買い物に行ったりとかするよ」と直樹は言ってくれて「ありがとうお兄ちゃん・お姉ちゃん」と私は二人を抱き締めました。二人は笑ってました。妊娠4ヶ月は悪阻が酷く、食べ物は全然入らなくって3キロ痩せてしまいました(笑)今月に入り悪阻も治まり、今はゆったりと毎日を過ごしてます。お腹もポコッと出て来て「ママ此処に赤ちゃんが居るの?」と美雪は私のお腹を指を指してて、私は美雪の手を握り私のお腹を触らせました。
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