急用で中断したため続き。出産まで。
子宮内に直接注ぎ込むことで妊娠の確率が格段に高まると教えてもらった通りの結果だった。
病院の診察で妊娠が確定すると両親は大慶び。夫は殆ど無表情だったらしい。
しかしながらA子の悦びは妊娠だけではなかった。俺とのセックスで性の悦びにも目覚めてしまったA子は毎週末になると俺の家にやってきた。
妊娠初期は流石に激しいセックスはできないが、いつしか俺を「あなた」と呼ぶようになって自らフェラチオに励み、射精すると残らず飲み干すA子だった。
安定期に入ってからやっと本格的なセックスが復活させたが、この頃はセックスより愛し合い慈しみ合う時間が多かったと記憶している。
腹部が膨らみ始めるとともに乳首の色が濃くなって妊婦らしい身体になってきたA子は俺に抱かれながら俺との関係継続と、二人目を産みないとも言うようになっていた。が、実際にはその希望は叶えられなかったが。
やがて臨月を迎えた頃、大学を卒業した俺は就職のためにA子の許を去っていた。為に彼女の出産の状況は知らない。
A子と再会を果たすのは6年余りが過ぎた頃だが、その頃には俺も結婚していた。それでも逢ってしまうとやはりセックスせずには居れない俺達は、再会した最初の逢瀬ですぐホテルに入った。そのまま関係を復活させ、今に至る。
あの子宮に直接注ぎ込む感覚を味わいたくて、お互いどうしても求め合ってしまう。
今も尚、逢瀬の度に子供を産みたいと訴えるA子がいじらしい。
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