精子の生存期間は、精子自体の特性の他に精子を取り巻く環境因子によって
も異なってきます。一般的に精子の生存期間は2日から長くて4日と考えら
れていますが、少数例ですが頸管粘液などの環境因子が良好の場合には7日
間も生存可能です。すなわち排卵前7日の性交にても妊娠の可能性が無いと
はいえません。しかしながら生理の終わり頃から排卵日までは通常10日程度
ありますので、(勿論周期が不安定な方についてはその限りではありません
が)生理中の成功による妊娠はレアケースといえます。↓の「妊娠しやす
い」という言い方は適当でないと思われます。ただ、粘膜がデリケートにな
っていることもあり、細菌等に感染しやすくなる危険性は高まります。感染
症を放置することにより結果的に不妊にいたることも否定は出来ません。
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