私は夢から覚めないようなフワフワした気分で、私としてはかなり遅い時間に帰宅した。
子供はとっくに帰ってきて冷蔵庫を漁り適当に食事は済ませたようだ。
その時は食べ散らかしてそのままの残骸なども全然気にならなかった。
主人は週末まで出張だった。
私はゆっくり入浴しながらすでに何度も回想した出来事を繰り返し回想した…
新婚時代でもこんな気持ちにはならなかったと思う。
まだ十代の彼は最高だった。
1分、1秒と時間が経つごとにどんどん惹かれていった。
世の中には様々な人がいる。
私みたいな中年の女が好きなんて最初はサギかと一瞬疑った。
でも、肌を重ねても重ねても変わらない情熱で求めてくる彼の言うセリフに嘘はないようだった。
家庭を壊す気はさらさらないけど、これからもつきあってほしいと言われた。
永久に二人だけの秘密で、会ってる時だけは本気で愛しあいたいなんて言われて断れるはずがなかった。
実際彼は細心の気遣いをしてくれるし、いつも私に女を思い出させてくれた。
枯れていく萎れた花が潤いを得てみずみずしく甦っていくような、大袈裟に言えばそんな感じでした。
やはり人は求められると変わるんです。
彼だけじゃなく私も息子みたいな若いオスの虜になりました。
彼の年上嗜好は本物で、私に愛されるだけで満足しているのを見ると、私は彼の気が他の中年女性に向かうのを恐れた。
だから安心するためにセックスはどんどん情熱的になっていったが、彼はそれを全部受け止めたうえでさらに倍返しで返してくれたから、私達のセックスは抱きあうごとに激しくなっていった…
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