須藤「何を待つのですか?」
千堂「、、、、!好きにすれば!!」
、、、と。その日から無視状態となった。
その後どうなったかなんだけど、車にはホースで水を足元にかけて洗い流し。そしてファブリーズ。あとは知らない。
千堂との関係はどうなったかといえば、とりあえずパワハラはその日を境に完全になくなった。そして千堂が根回ししたのだろう。俺と千堂は別のルートとなり、少なくとも同じ班で仕事をする事はなくなった。
だが千堂からは別の班になってもネチネチと「動画や録音を消せ」と言ってきてた。俺からすれば消してもよかったんだけど、消したら消したらで相手はどう出てくるかわからない。なので「大事な証拠なので消せません」とだけ言ってかわしていたんだ。
そんな膠着状態が続いていたら、思わぬ反撃に出てこられたんだ。
ある日を境に。。
千堂「須藤クンさぁ?何か勘違いしてると思うから指摘しておくね。キミからすれば私のパワハラの証拠や、車の中での粗相を弱みだと思ってるのかもしれないけど、私からすれば何も痛くも痒くもないんだよ?
私もさぁこれ以上あなたに変な情報握られたまま仕事なんてしたくないし、だったら最初からパワハラを認めて責任をとって会社辞めようと思ってんだ。まずそれが一点ね。
その後にキミを性犯罪者として訴えたらいいんじゃないの?って思ってきてんだよね。
だってそうでしょ?パワハラはパワハラであったかもしれない。私からすれば指導でもアナタからすればパワハラだったのでしょう。申し訳なかったよ。
だからといってアナタの行為は正当化されるの?そもそもだよ?普通女の子がトイレ行きたいって言ったら普通、、、車を止めるよ?それをわざとスルーしただけじゃなく動画まで撮影して。。それ社会人がする事なの?男がする事なの?もし女の子にいじめられたなら、いじめた女の子のパンツ脱がす事がゆるされるの?教えてくれない?」
須藤(なんだと。。辞めるだと。。)
辞める覚悟を決めた人間は強い。それは俺が痛烈に1番体験した社会経験だった。
俺はこのデータを持ち続けていたら不利になるのだろうか?その時は確かに弱みを握ったと思い勢いで動画撮影までしたが、果たしてその考えは正しかったのだろうか。
そして。。
須藤「千堂さんの言い分はわかりました。パワハラを認めてくれるのですね。ありがとうございます。で、結局、どうしたいんですか?データ消して終わり?データはいくらでも複製出来るので消した証拠なんて示せないでしょ?」
千堂「確かにデータという特性上、完全に消した証拠は出せないのはわかる。もしかしたら複製してる可能性もあるからね。でもそれを言っても仕方ない。誓約書を書いてくれる?あの日のデータの取得を認める事。あの日のデータを完全に消した事。あの日のデータを複製していない事。そして何があろうと本件を他者に口外しない。わかった?」
須藤「、、、わかりました」
なんだか釈然としない。俺は被害者だぞ。なぜ被害者の俺が完全敗北みたいな結果になってるのだ。動画撮影はそれほどの悪手だったとでもいうのか?
須藤「ただし。こちらからも条件があります。データを消して誓約書を書くかわりに、ご自身で言った「パワハラを認めて退社する」の言を実行してちゃんと会社を辞めて下さいね。僕からはそれだけです」
数日後、こうして俺は千堂の目の前で動画データを完全に削除し、そして誓約書にサインし甲乙の2枚をそれぞれが保管する事になった。
そして千堂は有言実行し月末をもって退社していった。
その数日後だった。。。
社員A「なんだよこれ!なんで女モンのパンツがシートの下に挟まってんだよ!車両担当者だれだよ!須藤じゃねーか!!」
なんと俺の担当車両のハイエースの助手席下からハサミで一部を切断されたピンク色のパンツが発見されたのであった!
もちろん社内は騒然となった。ドラレコで追いかけようにもドラレコはメモリーの問題で24時間くらいしか遡って撮影録画をしていない。あの日の事なんてとっくの昔にデータは上書きされて消えている。
かといって、、「あれは千堂さんのものだ!俺のじゃない!」といっても、、証拠がない!かりに誓約書を出しても誓約書そのものに「他者に口外しない」と書いている!!
やられた!!!
千堂からの報復だ!!
俺はその日から、、
「パンツをハサミで切るって、、あいつヤバすぎるんじゃない?」
「それをされた被害者の女性がどこかにいるって事だよな」
「下着泥棒したんじゃ、、」
「仕事中になにしてんだか、、、」
「前代未聞」
「危なすぎるぞアイツ」
「一緒に仕事とか無理w」
こうして俺は営業所の中でも最も離れた場所へと左遷されたのであった。
それでも辞めなかった理由。。。
それは俺が上司にこういったんだ。
須藤「あー、あの時のものがまさか車内に取り残されていたとは知りませんでした。知ってたら処分してますよ。ですが何があったのかはある方の尊厳を守るために私からは何もいえません。ただ誤解や憶測を招いたまま、、というのもよくないと思いますのでこれだけは言わせてください。人間である以上、緊急事態ってありますよね。それだけです。ですから特にやましい事はないので退社したりもしません。僕からは以上です」
と堂々と言った事で噂は沈静化された。。おそらく辞めた千堂の存在がなんらか関わりがあるのだろう。。と察してくれた様子なのだが、「それでも気味が悪い」というイメージだけは完全に払拭できず俺は左遷される運びとなったのだ。
左遷後。。
須藤(今日もさむいなぁ、、)
そして凍える朝の出勤時、、、(クンクン。なんだか何処からかイイ匂いがするな。蕎麦屋?どれどれ)
「いらっしゃいませー♪」
「お蕎麦いただきましたー♪」
へとつながっていくのであった。
ここまでは外伝でエロシーンありませんでした。ごめんなさい。
ここから本題としてつい先日、実行してまいりました「エミさんの外国人体験」のご報告をさせて頂きます。特に捻ったストーリーはありません。夏休みの体験記のようなもので読んでくれたら嬉しいです。
しつこいようだが夏のエミさんが何を着るかは俺が完全に管理している。
俺からすれば「着せ替え人形」であるエミさんには出来る限り俺好みの服装をさせているのだが、特に俺は露出狂ではない。自分のパートナーを露出させていこうとの趣向はない。
だが露出をする気持ちはないが、自慢をする気持ちは人より強い執着を持っている。
俺が自慢したいのはエミさんの肌、エミさんのクビレ、エミさんの足なのだ。
乳首ポッチやマンスジは、肌や足を自慢した時のやむをえない副産物にしかすぎないのである。
さて。今回の話は久しぶりの夫婦水入らずで遠出した瀬戸内海での話。
突然だが、、この日、俺はエミさんに外国人になってもらったんだ笑
俺は以前から気がついていた。エミさんを海に連れて行った際の「麦わら帽子」「サングラス」という二つのアイテムを装着すれば、エミさんが外国人に見えること。
そしてエミさんも二つのアイテムがあれば普段とは違う他人になりきれるのか普段より大胆な行動をする事に。
そんなエミさんに今回、外国人になってもらう為の準備として用意したのは以下のものであった。
ベースボールキャップ
スポーツ系サングラス
ヘソだしタンクトップ
ガバありデニムのショーパン
スニーカー
であった。
最大のポイントとしては、ガバありショーパンであろう。このガバ部分がミソであり、例えの必要はないと思う。つまりスカート的なパンチラはしないものの、余程意識して膝を閉じて座らない限り100パーセントの確率でスキマチラするものだった。
つづく
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