『お母様、そろそろお時間です』
信者へ講話をしている養母の耳元で囁く
集会は平日の19:00〜21:00に開催される事が多い、19:30〜20:30の約1時間が養母の講和時間となる
その日は、集会場所にハイヤーを呼び
養母が女幹部(仮名 美子)を呼びつけ3人で車に乗り込んだ
美子さんは40代の独身OLで、養母とさほど年齢は変わらない
身長150cmくらいでポチャっとした体型で、地味で陰キャな野呂佳代みたいな感じだ
雰囲気は美魔女の養母とは真反対のタイプだが、会計などの業務をキッチリできる実務系おばさんだ
ハイヤーの後部座席奥が養母で隣りがボク、助手席に美子さんが座っている
「美子さん、チェックインしたら私の部屋に来てちょうだいっ」
張り詰めた空気が社内に広がり
美子「あ は…はい、分かりました」
養母「あなたは、自分に足りてない所が分かってないじゃない」
美子「す すみません、精進いたします…」
養母「精進できるのねっ、分かったわ」
程なくして、ホテルに到着しチェックインする。養母とボクは同室のスイートルームで美子さんはシングルルームだ
部屋に入って、3人分の食事をルームサービスで注文し、美子さんを待っていた
養母「ユウくん、食事のあと美子の勉強があるからあなたも私の言い付けに従いなさい、ユウくんの勉強でもあるの」
「お香とキャンドルの準備もしときなさい」
『分かりました』
いつもと違う空気感と何が起こるのか不安になった
美子さんが入室し、しばらくして食事をする
養母と美子さんはワインを開け、和んだ雰囲気となっていた
養母「美子、あなたに足りないものがお分かり?」
美子「恥ずかしながら…明確には」
養母「あなたは人を喜ばす修行が足りない、あなたは自分を守る事ばかり優先して、相手を選ぶクセがあるの」
美子「確かにそんな傾向は実感…します」
養母「どんな相手でも受け入れて喜ばす事が、あなたの救いにつながるわけ」
美子「…」
養母「これから、実体験させてあげるからバスルームで身体を清めてきなさい」
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