続きです。
車庫の明かりの下で地面に座り込み作業をはじめる。
彼女は私の前に陣取り先程、ドライヤーをかけていた時のように前かがみになり作業の様子を伺っている。
その動作に一瞬驚いたが冷静になり手元を動かした。
作業に集中すれば何のことはない。
私の下半身の熱は収まっていき安堵するように彼女の家を訪れる前の状態に戻っていた。
組み立ては簡単ではあったが説明書が分かりづらく考えながらも何とか仕上がりに近付いた。
あとは手持ちのハンドルの高さを調整をするだけ。
そこで私は彼女にちょっと握ってみてくださいと渡した。
すると彼女は受け取るやいなや、その状態で車庫の外へと向かい車庫の入口周辺の草を切ろうとしている。
使い方も教えてはいないし、ハンドルも緩いまま。
そのままでは危ないと思い私は慌てて後ろを追った。
ちょっとまってください!
私は慌てて後ろから彼女を止めた。
しかし、慌てたのがいけなかった。咄嗟に私は彼女の真後から抱きしめるように草刈り機を掴んでしまった。
しまったと思ったが、体勢を変える前に彼女は少しだけふり向き「どうやって使うんですか?」と私に聞いてきた。
この体勢を彼女は気にしていないのか、気付かないだけなのか分からないが仕方無しにそのまま答えた。
先にハンドルの高さを調整しますね。と私彼女の手の上からハンドルを握り高さを調整しネジを締めた。
たが、その動作が居なかったので腕を前に出した事で彼女との密着度が増す。
そのせいで彼女の温もりをほんのりと感じる。
少し暑い夜だった為私も薄着でお風呂で暖まった彼女の体温を感じ取ってしまった。それと同時に彼女からシャンプーの香りだろうか。
ほんのりと香る良い匂いが鼻の中へと突き抜けて行った。
私はその瞬間、ヤバいと思ったが先程と同じ。いや、もっとかも知れない。下半身は急激に熱を帯び再び硬くなっていくのを感じた。
頭はふわふわとして思考が追い付かない。
焼き付いた彼女の下着姿が再び猛威を振るい出した。
微かに思考は残っていたのだろう。ヤバいと思った瞬間に腰を後ろに引いていたことで硬くなった股間が彼女に当たることは無かった。
たが、油断は出来ない。猛威を振るう下着姿に加えて先程までは無かった彼女の温もりと香り。
今まで経験がない程に股間が硬くなっていくのが分かる。
スボンの中で膨張し外から見ても分かるほどに膨張してしまっているのが不思議と感じ取れた。
そんなことが直ぐ後ろで起こっていることに気が付かず彼女は草刈り機を動かそうとしていた。
「どうすれば良いですか?」再び彼女が問う。
何とか残った思考で答える。
持ち手のボタンを押してレバーを引いてください。
その答えに彼女は素直に「こうですかね?」と答え、草刈り機を動かしだした。
刃が回転しだして草を切る音がする。
しかし、こんな時間に草刈り機を動かしては近所迷惑。
バッテリー式で音は小さいもののやはり動かす時間ではない。
これで良いですよと。私は答え、彼女を止めようとした。
たが彼女は次の瞬間予想もしない動きをした。
前に進むのではなく、体を後ろへと動かしたのだ。
何も無ければ良かったのだが、彼女の真後ろには私が居る。しかも、腰は引いていると言っても抱き締めるような姿勢。
あっと思った時には遅かった。後ろに下がった彼女のお尻の割れ目辺りに、私の硬くなりスボンから主張しているモノが当たってしまった。
そんな状態のモノに刺激が加われば、どうする事も出来ず、咄嗟にうおっと声を上げてしまう。
それと同時に彼女も「あっ」と声をあげ微かにこちらを見た。
たが、すぐに彼女は正面を向く。
私は気が付いた。彼女が声を上げた理由を。
咄嗟のこと、自分のモノに気を取られ私は自分がその瞬間にどうしていたのか気が付かなかった。
一瞬のあと我に返りようやく状況を把握した。
刺激が入り、体が反応したまではまだ良かった。しかし、手まで意識していれば良かった。
私はあろうことか草刈り機を持つでもなく、手を離すでもなく私は彼女を抱き締めるような体勢で手は布1枚の下にある先程の胸を両手で掴んでしまっていた。
頭は真っ白になり何も考えられない。
彼女はというと体を硬くして動けない状態なのだろう。
当然ではある。
彼女のお尻には私の硬く硬くなてモノが押し当てられている。
お互い無言のまま動けない。ただただお互いの温もりだけを感じる。
速くなる鼓動。彼女は何を思う?
何分経ったか分からない。
そのまま時が流れていく。
しかし、その沈黙の時間も急に終わりを迎えた。
車のエンジン音が聞こえ近づいてきた。
近所の人が帰ってきたのだろう。その音で我に返り彼女から離れた。
すみまん。とかの女に告げるが返事はない。下を俯いたまま草刈り機を壁に立て掛ける。
そして、彼女はそのまま急いで玄関へと向かっていた。
残された私は車庫の中に残る草刈り機の箱など片付け電気を消す。
車の中で彼女への申し訳なさ、もし常連客に報告されたらという不安。そして、彼女の温もりと匂い、味わってしまった胸の柔らかさを手に感じながら帰路へとついた。
家に到着し風呂へ入り彼女を思い出す。
彼女の下着姿と胸の感触を思い出すだけで再び、硬くなる。我慢できずに一人で果てる。
お風呂から上がり寝ようとスマホを確認すると彼女からLINEが。
「今日はありがとうございました。助かりました。また、分からなかったら来てください。」
終わりです。
読んで頂きありがとうございました。
期待した方も居られたかと思いますが、先月の実体験を多少のフェイクを入れながらの内容となっていますが、ここまでとなります。
ですが、実際に体験したことなので何か進展があれば読んでくださる方がいらっしゃれば、また書かせて頂きます。
ありがとうございました。
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