経験したことのない、優しいフェラチオだった。
若い女の唇で締め付けて頭を動かすだけのものとは根本が違う。
男を気持ちよくするだけではなく、お互いに気持ちよくなるためのそれ。包むような焦らす様な、その行為自体を楽しんでいるのが伝わる。
俺はすぐに我慢の限界に達した。
タクシーに乗る前からすでに興奮していたのだから仕方ないと思いたい。
「出していいよ。いっかいスッキリしちゃお」
射精感を感じ取ったえりかの言葉と気持ちきつくなった締め付けに
「出ます!」の言葉と同時に俺は射精した。
えりかはそれをすべて口の中で受け止めると、根本から搾るようにゆっくりと口を離しす。
「いっぱい出たね~。気持ちよかった?」
そう言うえりかの口には、すでに精子は残されていなかった。
「お風呂入っておいで、飲みなおそ」
そう言って立ち上がると、キッチンの方に向かうえりか。
俺はあとを追うようにTシャツを脱ぎ、後ろからえりかに抱きついた。
「一緒に入りましょう」
そう言いながらえりかの首筋に吸い付き、両手を胸に這わせる。
「いいの?がっかりすると思うよ?」
「おばちゃんだよ?」
俺が満足していないのをわかっていてそう聞いてくるえりかを無視して、えりかの服を脱がしていく。
えりかも言葉と行動は一致せず従順に脱がされる。
青の下着姿になったところでこちらに向き直り、妊婦のように丸いお腹をつまみながら
「ほら、こんなだよ?」
そう言って下を向く。
「…まだ元気だね」
先ほどから押し付けていたのだからわかっていたくせにそう言うと、指を俺の息子に絡める。
ブラの上からえりかの胸を揉みながら背中に手を回してえりかの胸を解放すと、以外に小さな乳輪に小指の先程度の茶褐色の乳首が露になった。
切なそうにこちらを見上げるえりかの唇を塞ぎながら、ブラの間に手を差し込む。
「んんっ、ん~」
えりかの興奮に合わせて息子をまさぐる指の動きが激しくなる。
手のひらで弄んでいた乳房から乳首をつまみ上げると「んっ、はぁ~ん、だめぇ」と腰が砕けたようにしゃがみこんだ。
そのえりかに覆い被さる様に、押し倒し両方の乳首をつまみながら交互に舐め回す。
「あぁ~ん、いいっ、もっとしてぇ」
えりかは俺の頭を抱きながら腰をくねらせて俺に押し付ける。
えりかからは発情したメスの匂いが漂っている。
俺はなぜかその匂いが甘く感じて、その匂いのもとを確かめたくなった。
「いや~、だめ、お風呂入ってから~」
そう言って脚を閉じたえりかからショーツを剥ぎ取り、やや強引に脚を開かせ顔を近づける。
灰色に近い茶色をしたヒダがめくれ上がり、その間の粘膜は血のように赤くヌメヌメと光る。
今まで見たどのそれよりもグロテスクなそれは確かに甘い匂いを放っていた。
吸い込まれるようにそれに口をつけると、なんとも言えない幸福感と興奮で頭がくらくらする。
下から上へゆっくりと舌を這わせ、鼻いっぱいにえりかの甘い香りを吸い込みながら柔肉を味わうとえりかの脚から力が抜ける。
「はぁん、あっ、いゃあ」
変わりに漏れる喘ぎ声に目を向けると、肘をついて状態を起こし上気した顔に爛々としためでこちらを見つめるえりかと目が合う。
俺は両手で肉を掻き分け、鼻先でえりかのクリトリスを探しながらより奥を味わおうと顔全体を押し付けながら舌を伸ばした。
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