二週連続で施設の送迎へ…
昨日は必ず駆り出される、そう思っていたのですが出掛ける時間になっても何の連絡も無く、待ち切れずに家を訪ねると留守でした。
置いて帰った酒と摘みは…?
裏口の鍵を開けて見ると、上り口に置いた荷物は無く家には帰っていた様子ですが。
( お礼の連絡さえ無いのか… )一瞬頭を過ぎりましたが、奥さんの本性からして腹を立てるだけ損だと思いスロットをやりに行きました。
また夢であの人に夢精させられる… 奥さんへの欲求は限界を超えていました。施設へ出掛けているなら、自分が送り届けていた夕方の時間帯に訪ねてみて、もし帰っていたら恥も外聞もなく遣らせて欲しいと頼み込む覚悟でいたのです。
夕方四時過ぎまで、時間を潰していたスロットはボロ負けでしたが家に向かう車では。
昨日酒を届けている事もあり、あの人の事だから最悪でも裏口で軽く遣らせては来ると見込んで、気分を良くしていました…
裏口に回る山手の道に入ると、何時も車を止めている裏庭に一台の車が止まっているのが見えました。
客でも来ているのか?金融の取り立て屋か?
何にしても、一台しか駐車スペースがない裏庭には行けず、途中の山際に車を止めて様子を見に行きました。
裏口に近付くとその車に見覚えがありました
倒産前の工場で、特に奥さんから酷い扱いを受けていた、この春から高卒で来ている○林の車だったのです。
入社して僅か一月半で勤め先が倒産、おまけに経営者の奥さんからは仕事と関係無い用事を押し付けられ、悲惨な思いをしていたと思います。
○林はガリガリに痩せた小柄な奴で
内気な性格から無口で大人しく、何時もポツンと一人で居るタイプ。如何にも奥さんから目を付けられそうな奴で‥案の定、毎日の様に顎で扱き使われていました。
この後に及んでも…
あの性格で、奥さんに凄まれたら無条件で奴隷みたいに従ってるんじゃ‥そう思うと気掛かりで裏口に耳を当てて様子を伺ったのですが。
聞こえて来る中の様子に耳を疑いました…
何かの間違いではと、合鍵でそっと扉を開くと家の奥から届いて来るのは、アノ時の奥さんの声だったのです。
まさか用事を済ませる見返りに、あの○林にも遣らせてるのか?。ですが冷静に考えると工場が無くなった今では、あいつを繋ぎ止めて呼び出せる何らかの手立てが必要。
高校で彼女が居たわけも無く、童貞だったはずの○林なんて奥さんの体とあのセックスがあれば簡単に堕とせる。
自分の時の様に… あの人だったら何の躊躇いも無くきっとそれをやる。今の自分と、全く同じ状況に○林も陥ってる… そう思ったのですが…
奥の部屋から響いて来る、アノ時の奥さんの声は自分の時とは違っていました。
息苦しそうにウーウー唸り続ける中で
パンパンパンッと、激しく肌が打ち合う音が上がりだすと。
急に、掠れたダミ声を張り上げて
「 あかん、もう‥ 」と喘ぎ出して
「 イク‥またイキそうゃ… 」息も切れ切れにそう言い放つと。
更に激しさを増した肌が打ち合う音を、掻き消す凄まじい勢いの『 絶叫 』を響かせ…
途端に静まり返った家の中は
過呼吸の様に上がった、激しい奥さんの息遣いだけが響いていました。
またイキそうやと告げ絶叫した奥さん…
相手の興奮を煽り、悦ばす為の演技だとはとても思えませんでした… それに相手は、本当にあの○林なのか?。
見るからにひ弱で、おまけに童貞上がりの○林が、あの奥さんをあんなに… 疑う気持ちを抑えながら、終わった様子なので裏口に近いトイレに出て来られると大変だと思い、家から出掛かると。
「 あ゛あ゛あ゛~ っ !」
奥さんが酷いダミ声で奇声を上げました… さっきの絶叫からまだ数分も経っていません。
驚いて振り向く間も無く
パ~ンッ・パ~ンッと間隔をあけた、強く打ち合う肌が鳴り響くと。
奥さんの啜り泣く様な声が漏れて来て、相手を確認したい気が収まらなくなった自分は声のする部屋へ忍び寄ったのです。
部屋は思った通り自分と遣った座敷でした
あそこなら廊下の障子から、中を見届けられる… 恐る恐る隙間から覗くと。
四つん這いで敷布団に顔を埋め
高々と突き出した奥さんの尻を、両手で引き込む様に股間を押し込んでいる○林が居ました。
後ろ姿で顔は見えませんが
あのか細い体型は間違いなく‥驚きしかありませんでした。奴が、ゆっくり股間を押し込む度に奥さんは啜り泣く様な声で
「 あぁ~っ凄い、奥底が突き破られそう 」
「 そう、そこが堪らないんだょ… 」と続け
あの○林に、下手からネダる様な甘えた声で尻を差し出していたのです。
そっと部屋から離れる自分に、○林が激しさを増したのか、今にもイキそうな呻きを上げる奥さんの声が届いていました…
帰りの車で良く良く考えると
倒産する一月程前から、小間使いの様に扱っていた後輩三人の中でも、後半は買い物と称して頻繁に○林をに外へ連れ出していました。
周りの同僚からは、酷い扱いを受けてなんて同情をかっていましたが、実はこっそり奥さんとイイ思いをしていたのでしょう…
工場で見せる、あの奥さんの酷い態度からして誰もそんな事を疑うはずも無く、おそらく他の後輩二人も何度かは遣らせているはずです。
人を取り込んで利用する為の
常套手段なのだと思いますが… 何より奥さん自体が大の男好きで、自身の体とセックスに相手を魅了して惹きつけるだけの自信を持っているのだと思います。
ただ○林の場合は自分と違って
生まれ付き股間に持っていたアレで、奥さんから特別な用事を言われている様ですが…
あいつのお陰で、唯一引っ掛かっていた社長への罪悪感と、工場が無くなった後も後輩に向けていた心配や思いが消え失せました。
奥さんが誰と何をしてようが
そんな事はどうでもよく、ただ遣れたらいいだけで‥ 夕方まで待って、何も連絡が無ければ思い切って家に訪ねて行こうと思っています。
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