スーパーで買い物をした翌日、施設の男性から打ち合わせをしたいと言われその日の夕方に伺うことになりました。
打ち合わせ内容は金額が予定より安かったので、違う箇所も工事したいので見積もりをとのことでした。
夕方だったからか由美子さんはいなかったので、スムーズに打ち合わせをすることができ、結構な金額の契約をすることになりました。
翌日の朝、複数の業者をつれて見積もり箇所の現調をすることになりました。
施設のオープン前に到着してしまったので、車でスマホを弄っていたら窓をコンコンっと叩かれました。
見ると由美子さんが立ってました。
かん「お、おはようございます。」
由美子「おはようございます。この前はどうも。この前名前で呼ばれてドキッとしちゃった~」
と、元気に笑いながら言ってきました。
かん「すみません。初めてこの施設に来た時に凄く印象的で名前覚えちゃってました。」
由美子「そんな印象に残るような絡みあった?w」
かん「いやっ、凄く綺麗で…。」
由美子「誰にでも言ってるんですよね?お兄さん上手だね」
かん「ホントです。次の日も会えたのに、その次来た時居なかったからショックでした。」
由美子「私パートだから毎日ではないんですよね~。」
かん「それであのスーパーでも働いてるんですね」
由美子「お兄さんあの店に来るんだね。もう半年以上いるけど、初めて見たよ」
かん「家が近いので週3は行ってますよ。」
由美子「お兄さん私の名前知ってるのに、私はお兄さんの名前知らないわ~w教えて」
と言われたので、名刺を渡しました。
由美子「〇〇さんね。じゃあ施設開けるからまたね」と去っていきました。
あの時気まずかったけど、今回は話せて良かった~と思っていると、待ち合わせをしていて業者が揃ったので、現調をし会社に戻りました。
その日の仕事が終わりスーパーで惣菜を選んでいると「こんばんは~かんくん」と由美子さんに言われました。
朝名刺渡した時は苗字だったのに、いきなり名前で呼ばれてドキッとしました。
由美子「そんなお惣菜なんかかって、ちゃんとご飯食べてる?奥さんは?」
かん「3年前に離婚してからは1人です。」
由美子「ウチと一緒だね~。じゃあ仕事あるからまたね」とバックヤードに消えて行きました。
適当に買い物を済ませて、家で惣菜を広げてビールを飲んでいると電話が鳴りました。
画面を見ると知らない番号。
こんな遅くに誰だよ~と思いながらも、「もしもし、〇〇建設の〇〇です。」と電話に出ると「〇〇ですが」という女性の声。
〇〇?聞いたことないな~と思いながら
かん「すみませんがどちらの〇〇様ですか?」
「〇〇の〇〇由美子です。」
かん「あっ、こっ、こんばんはっ。」
由美子「突然電話しちゃってごめんね」
かん「全然ですよ。どうされました?」
由美子「ちゃんとご飯食べてるかな~って思ってw」
かん「スーパーのお惣菜食べながらビール飲んでます」
由美子「お酒いいな~。最近全然飲んでない。」
かん「家では飲まないんですか?」
由美子「一人で飲んでも寂しいもんw」
かん「俺で良かったら相手しますよ~」
由美子「ホント?嬉しい。いつ??w」
かん「〇〇さんの都合の良い日でいいですよ」
由美子「じゃあ来週末は?かん君都合悪い?」
かん「予定ないですよ~。」
由美子「じゃあ一緒に飲もう。かん君LINE教えて」
ってことで、LINEを交換して電話を切りました。
続く
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