M子さん(以下M)を乗せてM子さんの自宅へ向かいました。
車中は妙に意識してしまいぎこちない会話でした。
自宅は何度か伺った事がありました。資産家らしく大きな洋館です。
M「ごめんね、びっくりしたでしょ?
色々あって気付いたらこんな歳になっちゃてた笑」
僕「失礼ですけどお幾つなんですか?」
M「64歳よ。
もうおばあちゃんね。」
僕「えっ?」
Mさんは40代後半か50代前半にしか見えません。
M子さんについて少し書きます。
64歳、身長173cm、B95 W63 H88(Fカップ)
顔はシミもなく吉瀬美智子に似ています。
上品で不自由なく暮らしていそうです。
30代まで時々モデルをしていたそうです。
僕「彼氏とかいらっしゃらないんですか?」
M「私の事をどこまで聞いた?」
僕「過去にいろいろあって重症気味だと。」
M「笑
確かにね。」
M子さんが大学生の時に付合い始めた彼と初体験の時の出来事です。
彼のアパートでそれまで優しかった彼が急に乱暴になりキスもせずに下だけ
むしり取る様に脱がし首を絞めながらいきなり挿入しようとしたそうです。
苦しむ中で手当たり次第に物を投げつけ、隣室の人が駆けつけて助けてくれたそうです。
警察沙汰になり、それ以来64歳の今まで男性とは距離を置くようになったそうです。
僕「一度も男性と無いんですか?」
M「そう!
キスすら無いの。
この歳で変よね。」
僕「・・・」
M「でもどこかで変わらなきゃ、このまま死ぬのもイヤだしね!
亡くなったA子さんが羨ましかったわ。
怖い思いをしたから全部が優しい人じゃなきゃダメなんだ。
えっちゃんて女の子みたいな顔だし相手の年齢を気にしない優しさがあるでしょ。」
僕はNOと言えない人間だったのかもしれません笑
64歳の処女を目の前にしてどうしていいのか分からず言葉を捜していました。
つづく
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