初めてキスは由美の家でした。そこに至るまでには数日間の時間が必要でしたが、肩に手を回してしまえば後は速かった。
腕に彼女の細い首を巻き込み、唇を奪います。動かない頭に多少の抵抗は見せました。しかし、やはり根っからのM女です。
僕の虐め心に火をつけてしまい、手はパーマのかかった由美の髪を、頭上から強く掴みあげてしまうのです。
『犯らせろや!』、思わず男にそう言わせてしまうような女。由美の弱々しい感じが、余計にそうさせてしまいます。
『イヤァ~。』なのか、『アァ~。』なのか分からない分からない曖昧な声。黙らせたくもなるのです。
由美の顔は、ずっと僕の方を向いていました。髪を強く掴まれ、その体勢のまま、僕にキスを許してしまっています。
しかし、本気で逃げようと思えば首は横に振れるはずです。僕だって、根っからのSではないのですから。
『舌、出せよ!』、更に強いものを求めた僕。その言葉に由美の反応は速かった。アゴが上へとあがった顔、その口から舌を出して来ます。
その舌は怯えたようにも見えますが、応えるようにペロペロとちゃんと僕の舌を舐めていているのでした。
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