ご要望がありましたので。
つまらない話にもう少し、お付き合いください。
皆のところへ戻ると、どうなの?いい雰囲気になれた?そんな風にチラチラと目で訴えてきます。でもね、先走ってやり過ぎた感が満載のこちらとしては、曖昧な反応をするしかない(笑)
翌日、夕方前まで遊んで帰路につくまで目を合わせてくれず、内心で落ち込んでおりました。
来たときと同様に各々の車に乗り込んで出発するはずが、事情を知らないとはいえ余計な気を回して彼女をこちらの車に乗せる手筈を整える仲間。本人を目の前にして露骨に拒絶できずに助手席に座る彼女、重苦しい空気のまま会話もないドライブの始まりです。
口火を切ったのは彼女。
何であんなことをしたの?バカにしてるの?なんのつもり?エスカレートする彼女の怒りに生きた心地がせず、開き直って起死回生の変化球を投入。
貴女のような魅力的な人を目の前にして、お酒が入って間違った行動をしました。ボクの人生で貴女のような女性と時を交錯することは二度とない。そう思ったら無意識に体が動きました…等々。
今こうして書いていても我ながらよくもこんな、歯の浮くようなデタラメを言えたものだと思います。
予期せぬ甘い言葉の羅列に呆気にとられて、黙り込む彼女。その顔は真っ赤に染まり、理解が追いつかないようです。
本当は彼女が溶けそうな、恥ずかしくて書けない言葉をもっとしゃべっております(笑)
やっと抵抗するように、年相応の相手がいるでしょ。こんなオバサンの何が良いの?
自分でも説明ができません。ボクの正直な気持ちなんです…。
こんなやりとりが続き、なにやら怪しい方向へと話が流れ…最終的には左手を繋いでドライブしておりました(笑)
繋ぐ手を緩めると彼女のほうから指をスリスリ。こちらもお返しに彼女の指先をスリスリ、指の股?付けもスリスリ。更に怪しい雰囲気に。
だめ押しの言葉に彼女は無言でうつ向き、それを暗黙の了解と捉え、信号で離れた体で車列を離脱。ラブホへ向かいます。
入口を潜るまで緊張しましたが、拒絶されることなくチェックイン、ここまで長かった…。
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