ビールを飲みながらしばらく自分で股の辺りを触りながら
小さな声を漏らし始めた寿子さんでしたが、
グラスにビールを注ぐと半分くらいのところで
ビール瓶が空になったのか、
寿子さんが軽く瓶を振ると残りの泡がグラスに落ちました。
それが合図かのように、寿子さんは瓶を床に置くと、
ゆっくり立ち上がり、カチッカチッと電灯の紐を引くと、
部屋は小さなオレンジ色の常夜灯の色へと変わりました。
昼と違って明かりがなくなり、見づらくなったとがっかりしました。
寿子さんは、ゆっくり僕の側へ近づくと、再び腰を下ろしました。
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