同僚に見つからないように、細心の注意がはらわれていました。それは僕だけてはなく、僕に触らせてしまっている岸田さんも同じでした。
おばさんは両手を僕の頭に乗せて、廻りからは見えないスペースを確保してくれていたのです。
僕の指は躊躇することなく、オマンコの中に入りました。その瞬間でした。入れ替わるように液体がオマンコこら流れ出ます。
ここでも当たり前のことに気付かされます。おばさんと言っても、アソコを触れられれば濡れてしまいます。その当たり前に気付かされたのです。
気づけば、岸田さんの股間はびっしょりと濡れてしまっていました。僕の手も、おばさんのショーツも大変なことになっています。
このお店で今、ベットリと濡らしているのは岸田さんだけ。それも岸田さんの股間の空間だけという、とても限定的です。
頭に違和感を感じました。瞬間、『ちょっと。』と岸田さんは腰を上げ、僕の頭を滑り落としました。立ち上がったおばさんが向かったのはトイレでした。
さすがに、これ以上は無理となります。トイレから帰ってきたおばさんと並ぶように座り、ステージを見詰めるのでした。
その日から、岸田さんとの間に壁を感じるようになりました。おばさんの股間に触れたことが、余計に遠ざけてしまいました。
会社に戻れば、ただの年下の新入り。それも同僚の息子です。お酒の席でふざけて、身体を触りあっただけの変な関係で終わってしまうのです。
なにも言い出せず、結局は1ヶ月後に行われるであろう女子会に期待をするしかありませんでした。
1ヶ月後の女子会。『岸田さんをどうするか?』など何も決めてはいませんでした。飲み会が始まったその流れの中で考えようとしていたのです。
二次会はやはり、あのスナックでした。この日は貸し切りではなく、他のお客さんもいたため、スナックの扉を開けると、照明はすでに落とされていました。
何も考えていなかった僕。本当に何も考えてなかったのです。それでもソファーに腰掛ける時、岸田さんの手を掴まえました。
なに食わぬ顔で、隣に座らせます。この時です。僕がこの日の行動を考えたのは。
僕たちの乾杯が始まる頃、先客の一行がこの店を後にします。おかげで、すぐに前回と同じような感じになりました。
先客が居なくなったため、おばさん達はお店をとても広く使うことが出来ます。その中で僕と岸田さんだけは、並んで座っていました。
僕がガッシリとおばさんの手を握って離さなかったからです。この時のことを岸田さんはこう言っていました。
『もう、あなた最初からイヤらしい雰囲気を出していたでしょ?覚悟はしたわ。』と。
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