A美さんと最後に会ったのは中学の卒業式。
もちろん同級生M彦の卒業式に出ていたときです。
卒業式も終わり校門を出たとき「みずおくん、これからも
M彦と仲良くしてね」と言われ、照れながら返事をしました。
それからA美さんは私の中から消えかけていました。
20歳となり成人式に出席するため帰省しました。
数年ぶりにM彦より電話があり会場まで一緒しないか?と。
M彦を迎えに行ったときA美さんが「久しぶり、みずおくん。
立派になったねぇ。」と笑顔で出迎えてくれました。
少し歳をとった感じは否めませんがマダム感は全開でした。
「おばさんに会えてうれしいです。変わらずお綺麗ですよね。」
と、つい口が走っていました。
「あら、みずおくん? 話術もすっかり大人ね(笑)」と
A美さんに言われてしまいました。
(A恵さんのおかげで熟女慣れしてました)
成人式の数日後、下宿先に戻る前にA美さんのことがすごく
気になっていました。
M彦に電話をしたらA美さんの声を聴けるかも?と想像し
電話をしました。見事にA美さんが電話に出ました。
「お待たせしました、N田○店です。あら、みずおくん?」
A美さんを狙ってワザとお店の電話にかけました。
「M彦はもう帰っちゃったのよ。みずおくんはいつ帰るの?」
と聞かれ「今日、帰るんです。」と答えました。
A美さん「帰るとき少しウチに寄ってって。あげたいものがあるの」
私「えっ、何ですか? う~ん、でもA美さんに会えるから少しだけ」
実家を出てA美さんに会いに行きました。
お店の前にクルマを停めるとすぐにA美さんが出てきて助手席に乗りました。
A美さん「寄ってくれてありがとね。クルマ出してくれる?」
私「はい、どこか行きます?それからあげたいものって?」
A美さん「あげたいものってみずおくんの欲しいものよ。この前、綺麗って
言ってくれたから、そのお礼よ」
私「お礼なんて、ぜんぜん」
A美さん「遠慮しないの! 何がいい?」
私「じゃあ、せっかくなのでA美さん・・・冗談です」
A美さん「本気なの? みずおくん?」
しばらく二人とも無言になりました。
A美さん「実はみずおくんに会いたくて、あげたいものが
あるってウソついたの。おばさん、みずおくんが頭から
離れなくて・・・おばさんとしてくれる?」
私「M彦に悪いけどA美さんに会えるかも?と電話
したんです。まさか憧れのA美さんが・・・嬉しいです」
ドキドキしながらホテルへ入りました。
続きは後日。
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