「どういう風に してたの 繁子さん?」とまだ俺に抱きついたままひろ子。
「裸で ベットで 今のひろ子さんみたいに
してたの
そうよね 繁子さん」とゆかりが。
繁子は、頭が変というように椅子に座りこむ。
「裸でー」と佐代子。
「いいなぁ
そんなこと 私には全然ないわ」
「そう 私佐代子さんの 武勇伝 聞いたことあるわ」とゆかり。
「ああ 暖かい ジュンちゃんの体
裸なら もっといいと思うわ
ねえ繁子さん」とひろ子。
この3人に遣られるのかなぁ、逆に遣ってもいいのかなぁという思いで、繁子を見る。
繁子は怒っているのか、顔を紅くしてブルブル震えている。
「俺も裸になるから
ひろ子さんも 裸になる?」
「えっ」と思ってもみない俺の言葉にひろ子。
「私が 裸になりましょうか」とゆかり。
「私も」と一拍遅れて、佐代子。
「もう みんな 止めてー」と繁子。
「ジュンちゃんも 調子に乗って」と再び繁子。
しかしこの後、ゆかりの発言で大きく変わった。
3人でじゃんけんして、勝った者から、ジュンちゃんを自分の物にしようよ。
持ち時間は1時間。
繁子さんは、ジュンちゃんのことよく知っているから、最後。
本当にゆかりには驚かされる。
「俺は・・・」と口を挟むと「あなたは 黙って」とゆかり。
一人1時間、4人いや3人で3時間、夜になっちゃうよ。
しかしこの3人だと、興味があるのはゆかりだな。
じゃんけんが始まり、佐代子・ゆかり・ひろ子の順番に決まった。
「1時間 なに遣るの?」
「繁子さんの寝室で 2人が 好きなこと
何しても いいのよ」とゆかり。
ひろ子がこのグルーブのリーダーと思っていたが、実は静かなゆかりだった。
「さあ 行きましょう」と佐代子が、腕を組んでくる。
「楽しんで 来てね」
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