>>ひろさん
無事に松山より戻ってまいりました。
片道3時間、島伝いのドライブは景色はそれなりに楽しめるのでしょうが車線ご増えたり減ったりの繰り返しはペースが安定せずで落ち着きませんね(・_・;
食事は、期待していた居酒屋のサバが思っていた程でなく、身も小ぶりなうえに薄い刺身だったので「こんなものか?」とガッカリ感が大きかったですね。金額的にも若干のボッタクリ価格、まあ市内一番の飲み屋街の立地なので致し方なしでしょうか?同じクラスの関サバ関アジを食べた別府との落差がありましたね。
一方、回転寿司はなかなかのものでした。シマアジ、エンガワを堪能出来て良かったです。
さて、メインは愛媛県武道館での小田和正のコンサートでしたが、こちらはなんとも複雑な気分となりました。ご本人のコンディションが良くなかったのだと思います。前日に現地入りしたそうですが、瀬戸大橋で列車のボヤ騒ぎで運休だったとかで移動手段の急な変更などで相当に疲れていたようですね。しかも最近コロナ感染から復帰したばかり、もしかしたら後遺症なども残っていたんじゃないかと思います。アリーナの花道を歩いて動き回るのですが、近くに来た時の表情、かなり目がうつろな感じで心配になったくらいです。声にも張りがなく、音も外したり、歌詞も飛ぶ場面がちらほら。年齢もあって相当にしんどかったのだと思います。MCでも話す内容が何度も飛んでいて、これはコンサートをやる体調ではないなと。それでも興行としては開催しなければならないと言う事情もありますし、観に来たファンには応えねばなりません。実に難しいところです。
久々で嬉しいのも解りますが、野放図にはしゃいでいる観衆にも大いなる違和感が。こんなに出来の悪いステージを見てよくもスタンディングしてはしゃげるものだな、と。いたたまれなさと周囲から感じる違和感で非常に居心地の悪さを感じたコンサートでありました。小田和正ご本人の名誉のために言いますと、通常の彼のステージではあり得ない状態だったと言えます。
これほどまでに、コロナというものが興行の世界に打撃を与えるものなのか、というショックを感じた次第です。
宿での夜や帰宅後に感想などのブログを見てみましたが「素晴らしい!」とか「声の張りも素晴らしかったー!」とあって我が目を疑ってしまいましたが(・_・;
この人達は見れればそれで満足なのかな?アレを見てアーティストのことが心配にならないのかな?などと強い疑問が湧いてしまいましたね。
もちろん楽しみ方は人それぞれです。でもあんなに痛々しい姿を見て「最高に感動」とか言える感性は私には無いのです…。
スタンド席でしたが、スタンディングしたのは全体の3割くらい、後ろの視界を遮ることも考慮しない馬鹿ばかり、という感じですかね。
元々、尻上がりに喉の状態が良くなる人でもあります。2回目のアンコールの時にはいつもの声に戻せている感じでしたので、連続開催の翌日は良かったんじゃないかと思います。
しかし年齢からくる回復力にも限度がありますからね。将来的にはツアーからは引いて、公開録画とか、小規模な編成でライブハウスツアーとかの、じっくり聴ける興行に切り替えてもらえれば、まだまだ長く続けられるのではないかな、と思いましたね。いつまでも当たり前ではいられない、いろんなものを我々は失いつつあるのだと考えさせられたコンサートでありました。
ともあれトータルでは息抜きにはなりましたので、今週からまたお仕事頑張りますね。
ではでは!(^^)
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