続きです。
ちょっと閲覧注意かもしれません。
Мさんは俺の腕を握ってきた手を離してくれなかったので、席を立った俺はその場に座り直すしかありませんでした。
「ゴメンね…〇〇さん良い人だから……」
「いや、別にいいですけど。」
翌日も朝早くから仕事だったから全然よくなかったけど、まだ夜8時前だしとでも思って諦めるしかない俺の前で、
「…やだ、なんか気持ち悪くなってきちゃった…。」
とさらに面倒くさい事態が起ころうとしてました。
大丈夫ですか?と声をかけた次の瞬間、Мさんは普段の彼女からは考えられない速さで口元を押さえてキッチンに向かって行き、うぇっ、げぇっ、とシンクに向かって嘔吐し始めてしまったんです。
はっきり言って最悪でしたが、彼女は一応同僚だし、こうなると尚更帰るわけにはいきませんw
どうしてこうなったなどと思いながら、俺は彼女が吐き終わるまで背中をさすり、見たくないモノを近くにあったゴミ袋に入れて処分までしてやるハメにw
「…ごめんなさい。汚いよね…ぐすっ…ゴメンね。」
「仕方ないですよ。」
汚物の処理は清掃業という職業柄、ある程度慣れている事もあってすんなり済みましたが、Мさんは半ベソ状態。
どうしたらいいんだと思いつつ、俺は偶然持っていた飲みかけのペットボトルのお茶を彼女に飲ませて、落ち着くのを待ちました。
「ふぅぅっ…ありがとう。」
「落ち着きました?」
「本当にゴメンね…手、ちゃんと洗った?服汚れてない?」
「大丈夫ですから。もう大丈夫ですか?」
「うん、落ち着いた…」
(良かった。横になるように指示して、帰ろう。)
そう思ったのが顔に出ていたのかもしれません。
「…帰る?」
Мさんがそう言って、この日何度目かの落ち込んだ表情で俺を見つめてきました。
「まぁ、明日も仕事、だし。」
「…もう少しだけ、ダメかな?」
無音の静かな部屋の中でギリギリ聞こえるくらいの小さな声でした。
正直、もう勘弁して欲しかったですw
「横になって休んだ方がいいですよ?」
(あっ…)
そう言いつつ、俺は彼女の服がシンクに手をついて吐いていたせいか、濡れている事に気付いてしまい、目が離せなくなってしまいました。
デブ専の性ですなw
冬場だというのに、肥満体で汗っかきなせいか薄手のブラウスを着ていた為に、Мさんの胸元は濡れたせいで下着がすっかり透けてしまっていたんです。
飾り気のない紺色系のスポーツブラみたいなヤツでした。
見てはいけないと思いつつも目が離せなかったので良く覚えています。
「…やだ、胸、透けちゃってる…気付いてたの?」
「すいません…気になっちゃって。」
我ながらひどい返事だったと思いますw
「フフ、いいよ、これくらい。」
Мさんは顔を紅くして、笑みを浮かべると、
着ているブラウスを脱ぎ始めました。
まど続くので、一度区切ります。
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